『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』公開記念舞台あいさつが行われたTOHOシネマズ梅田(C)ORICON NewS inc. 『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』公開記念舞台あいさつが20日、TOHOシネマズ梅田で行われ、花江夏樹(竈門炭治郎役)、櫻井孝宏(冨岡義勇役)、石田彰(上弦の参・猗窩座役)が“万雷の拍手”と大歓声で迎えられた。
【写真】『鬼滅の刃』史上初、大阪で行われた舞台あいさつ 『鬼滅の刃』シリーズの舞台あいさつが大阪で開催されるのは初めてで、700席超を誇るTOHOシネマズ梅田のスクリーン1が満席。上映後に自然と拍手が起こり、さらにキャスト登場で拍手喝采、黄色い歓声。司会を務めたアニプレックスの高橋祐馬プロデューサーは「万雷の拍手」と表現するほど大盛りあがりとなった。
花江が観客に「あらためて、映画どうでしたか?」と聞くと、またもや拍手となり、「ありがとうございます」と感謝。「関西でこういう舞台あいさつって今までなかったので、うれしい」と噛みしめた。また、花江は「良いスクリーンですね」と喜び、高橋プロデューサーは「日本の映画館で最大級の座席数」と紹介した。
その後、炭治郎、義勇、猗窩座、それぞれに込めた想いや、収録の思い出などをみっちり約30分にわたりトーク。花江が「花江夏樹の気持ちとしては、猗窩座は大好きです」と明かすと、石田は「そうだったんですか」と照れ笑い。櫻井は「(花江と)炭治郎のシンクロ率がすごくて、一緒に収録していて楽しいな、おもしろいな」とたたえた。
花江は「上映後の皆さまのお顔が見られて、本当に楽しんでいただけたんだなと伝わってきた。大阪に来られて本当によかった。ただでさえ暑いのに(笑)、より熱く盛り上げていただけたら」と呼びかけた。
『鬼滅の刃』は、2016年2月から20年5月まで『週刊少年ジャンプ』で連載していた人気漫画が原作で、大正時代の人喰い鬼の棲む世界を舞台に、家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎が、鬼になった妹の禰豆子を人間に戻すため<鬼殺隊>へ入隊し、家族を殺した鬼を討つ姿を描いた物語。コミックスの全世界累計発行部数は2億2000万部を突破している。
2019年4月から9月にかけてテレビアニメ「竈門炭治郎 立志編」が放送され、大きな話題となり、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が2020年10月に公開。全世界での興行収入は約517億円を突破するなど社会現象となった。
その後、ゲーム化や舞台化もされ、2021年12月にテレビアニメ「遊郭編」、2023年4月に「刀鍛冶の里編」、2024年5月〜6月に「柱稽古編」が放送。そして劇場版『鬼滅の刃 無限城編』が3部作で制作され、『劇場版「鬼滅の刃」 無限城編 第一章 猗窩座再来』では、炭治郎たち“鬼殺隊”が鬼の根城<無限城>を舞台に、宿敵・鬼舞辻無惨、上弦の鬼との最終決戦が描かれる。