2025年6月時点で、岡山県には約20校の私立高校が設置されており、県庁所在地である岡山市を中心に、大学付属校や中高一貫校、専門学科を持つ高校などが点在しています。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、岡山県在住の主婦を対象に「ネームバリューが強いと思う岡山県の私立高校はどこ?」というテーマでアンケートを実施しました。
地元である岡山県に住む主婦層から「ネームバリューが強いと思う」と支持を集めたのは、どの高校だったのでしょうか。ランキングを見ていきましょう!
同率での第1位となったのは、岡山市北区にある「就実高校」でした。得票率は11.7%です。1904年に創立された「私立岡山實科女学校」を前身とする就実高校。2009年に特別進学コースが男女共学になったほか、2012年には特別進学チャレンジコースが増設され、現在に至っています。
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校名の由来となっているのは「去華就実」という言葉で、「外見上の華美に流されることなく、堅実に自己の内面を磨き、社会に貢献できる人になる」という志が込められたもので、就実高校の建学の精神ともなっています。また、部活動において、県レベル・全国レベルで多くのクラブや個人が活躍しており、そうしたことも「ネームバリューが強い」と感じられる要因となっているのかもしれません。
同じく第1位となったのは、赤磐市にある「岡山白陵高校」でした。1976年、中学校とともに開校した「岡山白陵高校」。翌年には碧翠寮(男子寮)が、さらに1985年には茜寮(女子寮)が完成し、現在も多くの生徒が寮生活を送っています。
同校は少数定員制であることから教育や生活指導が行き届き、学力の向上だけでなく、豊かな人間性を持つ生徒の育成を行っているところが特徴です。学習面においては、月曜日から金曜日は1日7コマ、土曜日は4コマで授業を進めるほか、習熟度に応じた補習授業や個人指導を実施。さらに長期休暇中にも特別授業を行うことで、学力向上を図っています。また、大学への進学者は岡山大学や香川大学といった国公立大学や医学科のほか、難関私立大学にも多くの生徒が合格しており、それらの実績も高いネームバリューに結びついているようです。
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