ヴィニシウスとレアルの契約延長交渉は中断か…昇給の要求がネックに? 満了まで残り2年

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2025年07月20日 18:34  サッカーキング

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レアル・マドリードと契約残り2年のヴィニシウス [写真]=FIFA via Getty Images
 ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールとレアル・マドリードの契約延長交渉は、宙に浮いているようだ。20日、スペイン紙『アス』が報じた。

 2018年夏からレアル・マドリードに加わったヴィニシウスは、エースナンバー『7』を継承して2度のチャンピオンズリーグ制覇や3度のラ・リーガ優勝に貢献してきた。今年春に契約を2030年夏まで延長する噂が流れたが、その後は音沙汰がなく、2027年夏の契約満了まで残り2年を切った。

『アス』紙によると、ヴィニシウスは500万ユーロ(約8億5000万円)アップの1シーズンあたり手取りで2000万ユーロ(約34億円)の年俸を望んでいるという。しかし、フランス代表FWキリアン・エンバペの給与を超えるというこの要求にレアル・マドリードは二の足を踏んでおり、契約延長交渉は宙に浮いた状態になっているという。

 また、以前はサウジアラビアのクラブがヴィニシウスの獲得を目指し、年俸2億ユーロ(約344億円)の5年契約を用意しているとも報じられていたが、現在は中東からの具体的なオファーはマドリードに届いていない模様。そのため、交渉において優位に立つ“白い巨人”はヴィニシウスとの契約延長を急いでおらず、選手サイドは契約延長交渉の再開について2026年まで待つ可能性があると認識しているようだ。

 2027年夏の契約満了に近づけば、サウジアラビア以外にもヴィニシウスの獲得に名乗りを挙げるクラブが登場することも予想される。エンバペとの共存が難しいことから、ヴィニシウスの放出に肯定的なマドリディスタも少なくないが、レアル・マドリードは果たしてどのような決断を下すのだろうか。

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