<中日3−5DeNA>◇20日◇バンテリンドーム
中日の5番手斎藤綱記投手(28)が同点に追いつかれた9回1死満塁の大ピンチで2者連続三振を奪う好リリーフを見せた。
代役守護神の清水が2点リードの9回、代打京田に2点適時三塁打を打たれ同点に。なおも連続四球で1死満塁で降板。マウンドに上がった斎藤は「準備はしていた。絶対に1点もかえさない。林君もいい打者。佐野さんは僕の中で苦手。1球もミスが許されない中、集中して投げられた」と、全球勝負球のイメージで勝負。まず林を2ボール2ストライクから内角低めフォークで空振り三振に仕留めると佐野はフルカウントからスライダーで空振り三振。見事に左2人を抑えた。
井上一樹監督(53)は「よく抑えたね、(斎藤)綱記は。渾身(こんしん)のガッツポーズ見れば分かるように、ものすごい場面での登板で、ホームゲームでドラゴンズファンもびっしりいて、しびれる場面でピッチングをしてくれた。ものすごく評価できる投球だったと思います」と絶賛した。
13ホールド目をマーク。今季は一時、コンディション不良で1カ月ほぼ離脱はあったが、22試合に登板し1勝0敗13ホールド、防御率0・50と欠かせない存在としてブルペンを支えている。
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