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<フィギュアスケート:名古屋市スケート競技会 みなとアクルス杯>◇20日◇愛知・邦和みなとスポーツ&カルチャー◇女子ショートプログラム(SP)
22年北京五輪(オリンピック)出場の河辺愛菜(20=オリエンタルバイオ/中京大)が、26年ミラノ・コルティナ五輪シーズンとなる今季の初戦で快調なスタートを切った。
運動量の多い新プログラム「ラ・ラ・ランド」を華麗に舞い、SP69・36点で首位発進。目標の70点に届かなかったことに悔しさを見せながらも、「自分の今までの初戦と比べると全然いい演技。すごく楽しんですべれました」と充実感をにじませた。
1月から同五輪銀メダルの鍵山優真(オリエンタルバイオ/中京大)の父で五輪2度出場の実績がある正和氏に師事。4〜5月はシングルジャンプから跳び方を見直し、反復練習で定着を図ってきた。「無駄な動きがなくなってきた感じがする。スムーズに跳べるようになったのを感じる」と実感を込める。トリプルアクセル(3回転半)の成功率も向上しており、ブロック大会までにはプログラムで挑戦予定。「失敗もあるけど、少しずつ楽しさにつながっている」と明るい表情だった。
フリーは翌21日に行われる。「明日に向けて切り替えていきたい」と話していた。【勝部晃多】
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