大判ガラス板に3万6500粒のダイヤモンドをひたすら貼り付けていくと……? 透明感あふれる美しいダイヤモンドアートの制作動画がYouTubeで注目を集めています。動画は話題を呼び、記事執筆現在までに約3万回再生されています。
この動画を投稿したのは、ライフスタイルや編み物、小物作りを発信しているYouTubeチャンネル「みにきゅーとデイズ (みのりん)」さん。12年間続けてきた前チャンネルを卒業し、「本当に作りたいものをゼロからやってみたい」との思いから、新たに活動をスタートさせました。
再スタートしたチャンネルで公開した動画もたびたび話題に。過去には、米サンフランシスコにある実家に帰省した際に、母のために1週間で完成させた手編みのセーターに注目が集まりました。
今回、みのりんさんが手掛けたのは、ディズニー映画「リトル・マーメイド」のアリエルを描いた正規ライセンス付きのダイヤモンドアート。まずは、それぞれのビーズを色分けしてトレーに入れていきます。
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次に、アメリカから取り寄せた台紙に、水をかけて大判のガラス板を重ね、その上に粘着シートを貼ってから表面の保護フィルムを剥がします。
カッターでアリエルの部分をカットしたら下準備が完了です。
そして、いよいよビーズの貼り付け作業へ。ペン先にワックスをつけ、一粒ずつ手作業で配置していきます。約3万6500粒のビーズを貼り付けるという気が遠くなるような作業ですが、みのりんさんは丁寧に、焦らず進めていきます。作業環境は昇降式のデスクに整えられ、長時間の作業にも対応できる工夫も。
アートを進めながら、みのりんさんは12年間のチャンネル運営とそこから離れた理由を率直に語っています。限界にチャレンジし、心のこもらない動画を作っていた過去。体調を崩して「がんばらなくても、いいんだよ」と、ようやく自分にいえるようになった心境の変化が明かされました。
現在は、自宅で無農薬・無肥料の野菜を育て、できる限り身体に優しい食生活を実践中。日々の生活も「ちょっとずつ」でいい、というリズムを大切にしているそうです。
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最終日、全てのビーズを乗せ終わった後は、専用のコーティング剤を塗って仕上げます。完成した作品には、アリエルと黄色い魚のフランダーがたわむれる姿が、透明なガラスの上に美しく浮かび上がりました。自然光が透けるガラスならではの清涼感があり、まるで絵本の1ページのような仕上がりです。
みのりんさんは、「ダイヤモンドアートって、人生みたい。一粒一粒、意味なんてないように見えるけど。まっすぐ並ばない日もあるけど。それでも、今日も一粒置いて、また明日も一粒置いていけば……。人生という作品ができるよね」と静かに語りました。
この、アリエルが浮かび上がる透明感あふれるダイヤモンドアート作品には「わ〜! 凄いアイデア! こうすれば下絵無しでダイヤモンドアートだけが綺麗に浮かび上がるわけですね! 素敵」という声や、「なんて美しい作品でしょう! とても可愛いですね!」「わー素敵な作品!!!! ガラスだから自然が透けてとってもいい!!」という声が寄せられていました。
みのりんさんはYouTubeの他に、Instagram(minicuteclub)やX(旧Twitter:@minicuteclub)でも情報を発信しています。
動画提供:YouTubeチャンネル「みにきゅーとデイズ (みのりん)」さん
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