王者・神戸がついに奪首! 5連敗の新潟が最下位転落…横浜FMが残留圏と3差に/J1第24節

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2025年07月20日 21:36  サッカーキング

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J1第24節が行われた [写真]=金田慎平、兼子愼一郎、J.LEAGUE
 2025明治安田J1リーグ第24節の7試合が20日に行われた。

 注目の上位対決は鹿島アントラーズに軍配が上がった。3連敗で4位に後退した鹿島は、首位に浮上した柏レイソルとホームで直接対決。レオ・セアラの強烈なミドルシュートで早々に先制した鹿島は、39分にフリーキックから植田直通が追加点を獲得する。しかし、43分に1点を返されると、76分に柏の同点を許してしまう。それでも、後半アディショナルタイム4分に松村優太が劇的な決勝点を挙げ、鹿島が3−2で打ち合いを制した。

 そして、連覇中の王者ヴィッセル神戸がついに首位浮上を果たした。敵地のファジアーノ岡山戦は30分にエリキがゴール前のこぼれ球を押し込み、神戸は先制に成功。64分に宮代大聖が見事なコントロールショットで追加点を奪う。試合終了間際、岡山に1点を返されたものの、神戸が2−1で勝利し、柏をかわしてトップに立った。

 横浜F・マリノスはホームで名古屋グランパスと対戦。新加入の谷村海那がJ1デビュー戦でゴールを挙げると、ヤン・マテウスの技巧が光る追加点で前半終盤にリードを広げる。そして試合終了間際に植中朝日がトドメを刺して3−0で快勝した。横浜FMは降格圏内のライバルたちの結果を受けて、最下位から18位に浮上した

 清水エスパルスに6試合ぶりの白星を献上した横浜FCは6連敗で19位に後退。アルビレックス新潟はホームでサンフレッチェ広島に0−2の完敗で5連敗を喫し、新潟は最下位に転落した。

 FC町田ゼルビアは5連勝を達成。東京ヴェルディとのアウェイゲームは前半押し込まれる苦しい展開となったが、63分にロングスローから菊池流帆がボレーシュートを押し込み先制。この1点を守り抜き、町田は公式戦連勝を「7」に伸ばした。

 ガンバ大阪は川崎フロンターレに逆転勝利を収めた。川崎Fが小林悠の今季初ゴールで9分に先制したものの、G大阪は前半アディショナルタイム3分に倉田秋のゴールで追いつく。そして57分、デニス・ヒュメットがボレーシュートを叩き込み、G大阪が逆転成功。逃げ切ったG大阪が連勝を達成した。

 今節の結果と暫定順位表は以下の通り。

■J1第24節
▼7月19日(土)
FC東京 3−2 浦和レッズ
湘南ベルマーレ 3−3 セレッソ大阪

▼7月20日(日)
鹿島アントラーズ 3−2 柏レイソル
東京ヴェルディ 0−1 FC町田ゼルビア
清水エスパルス 2−0 横浜FC
横浜F・マリノス 3−0 名古屋グランパス
アルビレックス新潟 0−2 サンフレッチェ広島
ガンバ大阪 2−1 川崎フロンターレ
ファジアーノ岡山 1−2 ヴィッセル神戸

▼7月21日(月・祝)
18:00 アビスパ福岡 vs 京都サンガF.C.

■順位表
※()内は勝ち点/得失点差

1位 神戸(46/+12)
2位 鹿島(44/+12)
3位 柏(44/+10)
4位 広島(42/+11)
5位 京都(41/+11)
6位 町田(40/+9)
7位 川崎F(38/+12)
8位 浦和(34/+5)
9位 C大阪(34/+4)
10位 G大阪(34/−2)
11位 岡山(30/−2)
12位 清水(30/−3)
12位 福岡(30/−2)
14位 FC東京(29/−7)
15位 名古屋(28/−5)
16位 東京V(28/−9)
17位 湘南(24/−14)
18位 横浜FM(21/−9)
19位 横浜FC(19/−16)
19位 新潟(19/−17)

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