報道各社の取材に応じる公明党の斉藤鉄夫代表=20日午後、東京都新宿区 改選14議席の死守を目指した公明党。情勢は厳しく、東京都新宿区の党本部に設けられた開票センターは、伸びない得票に予定のバラ付けが中止になるなど重い雰囲気に包まれた。斉藤鉄夫代表は「議席を減らし、大きな責任を感じている」と、硬い表情で話した。
午後10時ごろから取材に応じた斉藤代表。「結果が出そろうまで、願うような気持ちだ」と努めて明るい表情を保ち、選挙戦を振り返った。ただ、同11時半すぎに現職候補の落選が報じられると、顔をこわばらせ「大変厳しい。本当に悔しく残念だ」と漏らした。

当選確実の候補者名に花を付ける公明党の斉藤鉄夫代表(中央)ら。右端は山口那津男元代表=20日午後、東京都新宿区