開票が始まり、発言する社民党の福島瑞穂党首=20日午後、東京都千代田区 公選法上の政党要件維持に向け、崖っぷちに立たされた社民党。福島瑞穂党首は午後9時すぎ、東京都千代田区内のビル一室に設けた開票センターで、インターネット配信向けの取材に臨み、「最低1議席は確保し、政党要件(である)2%も獲得したい。必死に見守っています」と声を張り上げた。
水色のワンピースに白いジャケット姿の福島氏。3年前の前回の参院選より手応えを感じたといい「『頑張って』という声をたくさん聞いた」と振り返った。ただ当選者数については厳しい予測が続き、硬い表情のまま会場を後にした。