国会議事堂=東京都千代田区 時事通信が20日に行った参院選の出口調査で、どのような政権の在り方を選挙後に期待するか尋ねたところ、「野党中心の政権に交代」が24.3%で最多だった。「自公政権が継続」は18.4%にとどまった。今後、政権枠組みを巡る与野党の駆け引きに影響する可能性がある。
3番目に多かったのは「自公政権に国民民主党が参加」の9.6%。「自公政権に立憲民主党が参加」7.0%、「自公政権に日本維新の会が参加」5.1%と続いた。35.5%は「この中にはない、分からない」と答えた。
比例代表で投票した政党別にみると、自民党に投票した層では自公政権継続が61.2%に上り、以下、国民民主の政権参加6.6%、立民の政権参加4.7%、維新の政権参加4.1%、政権交代2.0%の順だった。立民に投票した層では、同党が自公政権に参加する大連立が34.3%とトップで、政権交代は31.2%だった。
参政党に投票した層では政権交代が40.1%と最も多かった。