
7月20日(日)の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。
江原啓之
<リスナーからの相談>
次男は中学2年から、学校に行っていません。いわゆる不登校です。不登校になった原因はわかりません。学校では普通に授業を受け、友達とも仲良くしていたそうです。
かつては無理に学校に行かせようとスマホを取り上げたり、取っ組み合いの喧嘩になったりしていましたが、「学校に行かなくてもいい」と伝えてからは見守って過ごしています。息子は毎日YouTubeとゲーム三昧ですが、怒ったりはしていません。
今は少し落ち着いて、食事も家族一緒に食べ、入浴や歯磨きもできるようになりましたが、勉強は一切できず、動けない状態です。普段の会話は少しできますが、学校の話になると不機嫌になり、無視してきます。
|
|
私はこのまま、妻の“はけ口”として耐えることしかできないのでしょうか? 次男の様子も変わらず、毎日、時間が過ぎていくのを待っているように見えます。こんな私に何かアドバイスをいただけたらと思います。
<江原からの回答>
まず、奥さんは心を病んでしまっているかもしれませんので、どこかに相談に行かれたほうが良いと思います。行政やメンタルクリニックなどを頼ることも大事です。
ちょっと厳しいことを申し上げると、あなたも悪いですよ。取っ組み合いの喧嘩をしていたかと思えば、今度は息子さんがYouTubeやゲーム三昧でも怒らずに見守っているって、それは見守っていることになりませんよ。それは“放置”です。“戦う”か“放置する”で、極端なんですよ。
なぜ教育できないのでしょう? こういうのは急にやろうと思ってもダメです。小さいときからきちんと子どもを育んできていないと。こんなの、親が悪いですよ。「このまま妻のはけ口として耐えることしかできないのでしょうか?」だなんて、情けない。何言ってんだか、と思います。まず、あなたが「何とかしなきゃいけない」と思わなきゃダメでしょう。
|
|
奥さんもあなたをはけ口として扱っているわけではなく、「少しはわかってよ!」と言いたいだけなのではないでしょうか。自分の子に対して、「ずっとこの子の面倒をみるために生きなければいけないのが、苦しい」なんて酷い言葉、本心から出ていると思いますか?
この年齢から改心するのも大変だともいますが、“横着は敵”。まずはあなたが改心して、一から子ども、そして奥さんに寄り添いましょう。“あなたが選んだ道”だということを忘れずに、そこから向き合いましょう。そうすれば、奥さんも、お子さんも変わってくるんじゃないかと思いますよ。

江原啓之、奥迫協子
●江原啓之 今夜の格言
「人生に起きる全ては、自分を強くする学びです」
----------------------------------------------------
この日の放送をradikoタイムフリーで聴く
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
----------------------------------------------------
<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00〜22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30〜12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/
動画・画像が表示されない場合はこちら
|
|