
長時間働いているにもかかわらず、思ったような給料がもらえないと嘆く人は少なくない。長野県の40代女性(流通・小売系/年収350万円)は手取りが「16.7万円」だそうで、実態を明かしてくれた。(文:長田コウ)
「家賃や光熱費、携帯やインターネット代など差し引くとほとんど残らない」
残らないながらも、なんとかやりくりをして積み立てをしているが「マイナスになる月が多い」そう。マイナスになった分は「年2回のボーナス(約1.7ヶ月)」で調整している。
「それでも年2回ほど1〜2泊の旅行に行けている」
「朝9時から夜19時半まで働いてこの状態なので普段の生活にゆとりはない」
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と言いつつも、ささやかな楽しみや、過去と比較して前向きに捉えている面もある。
「それでも積立のお金には触らず暮らせているし、年2回ほど1〜2泊の旅行にも行けている」
パートから社員に登用され、現在は「主任待遇」だという。「計15年以上働いているのでもう少し昇給してくれたらありがたいが」と前置きしつつ、心境を綴っている。
「パート時代は手取り14万、ボーナスも寸志、さらにそこから住民税を支払っていたので、ボーナスがもらえる今の待遇は大変ありがたい」
※キャリコネニュースでは「手取り20万円以下の人」にアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/94ZJP3D8
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