
結婚式に出席した友人には、自分の結婚も祝ってほしいものだろう。しかし、そんな結婚式がきっかけで、友情が壊れることもある。投稿を寄せたのは茨城県の40代女性。小学生のころに塾で出会い、成人後も遊んでいた友人と絶縁した経緯を明かした。
30代に入り、友人は女性より先に結婚式を挙げていた。当然ながら「お祝いをしたり結婚式ではスピーチもやりました」という女性。ところがその数年後、女性の結婚が決まった段階で事件は起こった。(文:湊真智人)
「彼女にスピーチをお願いしようとしたら音信不通になりました」
「引越しのハガキもなく、メールをしても返信がありませんでした」
そもそもスピーチの依頼はその場の思いつきではなく、
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「少し前に互いの旦那さんも含めて食事をした際にスピーチをお願いしたいことは伝えてありました」
と、事前に段取りをしていた。友人側もある程度心づもりをしていると思われたが……。その直後に、友人は夫の都合で「関西に引っ越し」をしたという。これを皮切りに友人からとの交流は途絶えた。
「引越しのハガキもなく、メールをしても返信がありませんでした」
不審に思った女性は、幼馴染でもある友人の実家を訪れた。母親とも面識のあったため、招待状を送るために新たな住所を教えてもらったのだ。その際、母親の気がかりな発言を耳にした。
「『少し前に友達の結婚式で帰って来ていた』と聞きました」
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地元に帰っていたのなら、こちらに一報くれても良さそうなものだが……。このどこか突き放した態度は、招待状の返信にはっきりと表れることになった。女性はこう書いている。
「招待状の返信が届くと、欠席に丸がついており、私情で行けないと書かれていました。彼女からの結婚祝いは何もいただいていません」
友人の結婚式を心から祝福した女性は、大きな衝撃を受けたことだろう。別の友人の式には出席したという事実にも、心を踏みにじられたに違いない。
この裏切りをきっかけに、女性は絶縁を決意したそう。「(彼女は)小さい頃から自分中心なことはありました」と振り返り、きっぱりとこう書いていた。
「人の恩を仇で返すとはこういう事なのだと思います。あれ以来、縁を切っていますがたとえ連絡があっても会うつもりはありません」
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