東海Sに出走予定のビダーヤ(撮影:下野雄規) ダートに転じて4戦4勝のビダーヤが勢いそのままに重賞を制するか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■7/27(日) 東海ステークス(3歳上・GIII・中京ダート1400m)
重賞初挑戦で超えるべき壁は多いが、まだ底を見せていない点は強調できるビダーヤ(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)。前走こそ着差は僅かで辛勝だったが、並ばれてから再度、根性を発揮する渋太い面は魅力。ここに向けて乗り込みも順調で追う毎に動きも良化。相手強化になるが、今の充実ぶりなら重賞制覇も十分。鞍上は坂井瑠星騎手。
交流重賞で2着が続くサンライズホーク(セ6、栗東・牧浦充徳厩舎)だが、終いは確実に脚を使っており内容的には勝ちに等しいもの。3カ月半ぶりの実戦となるが、丹念に乗り込まれて仕上がりも順調。3戦3勝の中京で惜敗続きに終止符を打つ。鞍上は吉村誠之助騎手。
その他、鋭い決め手を持つサンライズフレイム(牡5、栗東・石坂公一厩舎)、2走前にビダーヤに肉薄したインユアパレス(牡4、栗東・須貝尚介厩舎)、初重賞となるが相手なりに堅実のコンクイスタ(セ5、栗東・吉岡辰弥厩舎)、自在性があるヤマニンウルス(牡5、栗東・斉藤崇史厩舎)、本来1400mがベストのエートラックス(牡4、栗東・宮本博厩舎)などが鎬を削る。発走は15時35分。