<巨人−阪神>◇21日◇東京ドーム
巨人井上温大投手(24)が前半戦ラスト登板で2カ月ぶりの白星を狙う。
9日の中日戦(福島)以来、中11日での先発マウンドに「登板間隔を空けていただいたので。自分的には少し疲れが取れたなと思う」と休養十分。「(阪神は)もちろん勝たないといけない相手ですし、前半戦最後なので、ここで勝って後半戦に向けてもいい形で入れるようにしたい」と力を込めた。
気を引き締めてマウンドに上がる。直近2試合はいずれも無失点に抑えているが「結果的に0に抑えているんですけど、やっぱりまだまだ細かい制球が良くないと思う。勝負どころで投げ切る球だったり、大胆にストライクを取る場面とかを自分で頭で整理して投げ分けていきたい」と意気込んだ。
阪神の中軸を封じることが勝利につながる。登板前日の20日は東京ドームで傾斜を使った投げ込みを行うなど、入念に調整。「森下さんと佐藤輝明さんにジャイアンツはすごく打たれているので、その2人をどれだけ抑えたりとか。2人連続で打ち取るのはなかなか難しいと思うので、2人で1個(アウトを取る)とか、そういう考え方も持っていきたいと思います」と思い描いた。
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