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<ヤクルト−広島>◇21日◇神宮
ヤクルト山田哲人内野手(32)が球団記録に並ぶ通算304号本塁打を放った。
5点を追う6回1死三塁、広島床田から5号2ランを決めた。117キロパームをバックスクリーン左に運んだ。カウント1−2からの1発に「追い込まれていましたが、しっかりコンタクトして打つことができました」。6月14日ロッテ戦以来となる1発で、池山2軍監督が持つ記録に並んだ。大歓声の中でダイヤモンドを1周し、味方のベンチ前で「山」ポーズを決めた。
ヤクルト一筋15年で戦い続ける。プロ1号は高卒2年目の12年8月10日巨人戦(東京ドーム)で内海哲也からだった。3度のトリプルスリーを達成するなど輝かしい実績を積み重ねてきた。
今季は思うような結果を導けない中で、4月5日中日戦では300号の節目をマークした。履正社(大阪)時代はすり足打法だったが、プロ3年目に当時1軍打撃コーチだった池山氏に足を上げるようにアドバイスされ、それも長打力開眼の契機となった。背番号1も受け継ぐ、恩師の記録に並んだ。
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