<西武1−4ソフトバンク>◇21日◇ベルーナドーム
ソフトバンクが一気の逆転劇で、西武隅田を攻略した。1点を先制された直後の3回表。海野が中前に初安打。続く牧原大が一塁前にセーフティーバントを(記録は一塁内野安打)決めて無死一、二塁とすると、周東佑京内野手(29)が左翼線へ適時二塁打。3連打で同点とし、1死二、三塁からダウンズが中堅越えに2点三塁打で勝ち越し。近藤も右前へ適時打を放って4点を奪った。
「海野と牧さん(牧原大)にいい形でつないでもらった。何とかこのチャンスを生かそうと思いました」。周東は笑顔で、逆転勝利につなげた快打を振り返った。球宴前の最終カード。今井、武内、隅田の強力先発陣に警戒感を強めていたが、この3連戦は1本塁打を含め、3戦連続マルチ安打で14打数6安打、打率4割2分9厘。今季初の6連勝(引き分けを挟む)にチームを導いた。「あの3人(今井、武内、隅田)に勝てたのはよかった。後半戦に向け、イヤなイメージを与えられたのかなと」。頼れるリードオフマンの姿をしっかり示した。
▽ソフトバンク・ダウンズ(3回、勝ち越しの2点三塁打に)「とにかく自分の打つべきボールに積極的にスイングを仕掛けにいった。その結果がいい形につながった。いい展開にもっていくことができた」
▽ソフトバンク近藤(3回の右前適時打に)「追い込まれたが、うまく拾うことができました」
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