阿佐ヶ谷舞台の感動作! 漫画『ひらやすみ』アニメ化&実写ドラマ化決定 原作者・真造圭伍の喜びの描き下ろしイラスト到着

1

2025年07月22日 09:10  クランクイン!

  • 限定公開( 1 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

クランクイン!

阿佐ヶ谷舞台の漫画『ひらやすみ』アニメ化&実写ドラマ化決定 (C)真造圭伍/小学館
 全世界累計発行部数110万部の真造圭伍による漫画『ひらやすみ』(小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中)が、アニメ化&実写ドラマ化されることが決まった。実写ドラマは今秋、NHK総合「夜ドラ」枠(毎週月〜木曜22時45分)で放送される。

【写真】7月30日発売の漫画『ひらやすみ』第9集書影

 『ひらやすみ』の主人公は、定職なし、恋人なし、普通ならあるはずの(?)将来の不安も一切ない、お気楽な自由人のヒロト。彼は人柄のよさだけで、仲良くなった近所のおばあちゃん・和田はなえから、タダで一戸建ての平屋を譲り受ける。

 その平屋で山形から美大進学のために上京してきた、18歳のいとこ・小林なつみと2人暮らしをスタート。何気ない日常の中で、どこか懐かしさを感じる平屋での生活や、おばあちゃん直伝の四季の料理がほんのりと彩りを添えていく。

 いつしかヒロトの周りには仕事や人間関係、将来への漠然とした不安など、生きづらい“悩み”を抱えた人々が集うように。周りの人々にとって、ヒロトは気づけば心を休められるあたたかな居場所のように映る。

 気ままなヒロトの生き方や阿佐ヶ谷を中心とした下町の風景が、多くの読者の心に強く響き、共感を生んだ。日々の忙しさを忘れ、ぽかぽかとした陽気に縁側でほっと一息つくように、読者の日々にそっと寄り添う。

 原作が連載開始されると瞬く間に「輝け!ブロスコミックアワード 2021」大賞を受賞。その後も「第27回手塚治虫文化賞」マンガ大賞や2022年「マンガ大賞」第3位にもノミネートされるなど、多くの漫画ファンより圧倒的な支持を受けてきた。2024年には、イタリアで開催された欧州最大のポップカルチャーの祭典「ルッカコミックス&ゲームズ2024」にて最優秀連載コミック賞を受賞した。

 アニメ『ひらやすみ』は小学館集英社プロダクションが製作委員会の幹事社を務め、アニメーション制作は、Netflixオリジナルアニメ『地球外少年少女』や映画・アニメシリーズ版『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』のProduction +h.が手掛ける。

 アニメ化&実写ドラマ化を記念し、真造からイラストが描き下ろされた。平屋の庭で屋根よりも高く咲いたひまわりの前で、大きな笑顔でジャンプするヒロトと、誇らしげな表情を見せるなつみ。同じダブルピースでも、お気楽なヒロトと勝ち気ななつみの性格が、この1枚にギュッと詰め込まれた。

 季節の空気感を、“ゆるさ”と”あたたかみ”で表現したイラストは真造ならでは。さらに、フルアナログだからこその水彩の滲みやホワイトでの色塗りなど、手触りが感じられるイラストに仕上げられた。

 真造は今回の映像化に「アニメ化、ドラマ化とっても嬉しいです!! 完成作品を観るのを楽しみにしています!!」と、喜びと期待を語った。

 夜ドラ『ひらやすみ』は、NHK総合にて今秋の毎週月〜木曜22時45分放送。

    ランキングゲーム・アニメ

    前日のランキングへ

    ニュース設定