
店員の何気ない一言がきっかけで、二度と来店しなくなることがある。投稿を寄せた千葉県の60代男性は、近所のコンビニで経験した理不尽な出来事を振り返っている。(文:長田コウ)
「雑誌コーナーでテープ貼りしている週刊誌を表紙を見ながら迷っていたら、バイトの店員に『立ち見するな』と言われた」
「今では、300メートル離れたコンビニに雨の日でも行っている」
雑誌にはテープが貼ってあったのだから中身を見られるはずがない。不快な気分になった男性は入店から5分もしないうちに退店したそう。この出来事がよほど腹に据えかねたのか、男性は「もう2年そのコンビニに行っていない」と明かす。
「今では、そのコンビニから300メートル離れたコンビニに雨の日でも行っている」
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一方、客の態度に辟易しているという店員側の声もある。投稿を寄せた新潟県の60代女性は、いかにも「常連」といった様子で、いつも「タバコとコーヒーくれ」と言ってくる客に苛立っている。
「分かる人は『ご用意します』と言うけど、新人さんは分からないので、いつも困ってます」
たばこは銘柄を指定してほしいし、コーヒーも種類やサイズが色々ある。これは迷惑だろう。
女性は「コンビニも家庭も区別がつかないのかな」と呆れ、「来てやってる感が強くて腹が立ちます」と感じているが、そこはプロ。笑顔での対応を心がけているという。しかし、本音は穏やかではない。
「気持ちは、『はぁー何言っちゃってんの』と思います。接客の難しさがあります」
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コンビニは多くの人が利用する。一方で働いている人も多様だ。客と店員、双方が互いに配慮することが肝要だろう。
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