【今日の注目ポイント】新潟・中京で暑熱対策「競走時間帯の拡大」がスタート

0

2025年07月26日 06:00  netkeiba

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

netkeiba

TVh賞に出走予定のカルプスペルシュ(撮影:山中博喜)
 7月26日(土)は中京・新潟・札幌の3場開催で、全場今週から開幕。25日正午の馬場状態は、3場すべて芝ダートともに良となっている。

■暑熱対策として「競走時間帯の拡大」を実施
 今日から中京競馬と新潟競馬では、暑熱対策として「競走時間帯の拡大」を実施する。5レース終了後に約3時間のインターバルをとり、15時頃から再開。7レースがメインとなり、最終レースは新潟の18時25分となる。なお、札幌競馬は通常の時間通り行われる。

■TVh賞でカルプスペルシュが3連勝でのOP入りを狙う
 札幌11Rは芝1200mのTVh賞(3勝)。カルプスペルシュは1勝クラス、前走のHTB杯と2連勝中。昇級戦だった前走でも危なげないレース運びで快勝しており、本格化ムードが漂う。勢いに乗って3連勝でのOP入りを目指す。対するは、約1年前に同舞台のHBC賞を勝っているナムラローズマリー、前走快勝で勢いに乗るモズナナスターなど。

■新潟日報賞は実績馬ワールズエンドが休み明けで登場
 新潟7Rは芝1400mの新潟日報賞(3勝)。ワールズエンドは昇級戦だった前走の新春Sでいきなり2着に好走し、クラス突破にメドを立てた。今回は半年以上の休み明けとなるが、鉄砲駆けの実績もあり、いきなりから力を出せるタイプ。ここでOP入りを狙う。対するは、桜花賞3着の実績を誇る良血馬ペリファーニア、現在2連勝中と波に乗るアームテイルなど。

■関ケ原Sでグランヴィノスが復帰
 中京7Rは芝2000mの関ケ原S(3勝)。脚部不安で休養していたグランヴィノスがここで復帰する。元々クラシック戦線を狙っていた馬で、条件戦を2連勝して3勝クラスの難波S2着後に休養。1年4カ月の休養明けとなるが、順調に乗り込まれていて楽しみだ。対するは堅実なタガノデュード、昇級初戦の前走で3着とメドを立てたヴィレムなど。

■札幌8Rでキングスコールが自己条件に出走
 札幌8Rは芝2000mの3歳上1勝クラス。キングスコールは、3走前のスプリングSで3着に入り皐月賞へ出走。7着と健闘した。続く京都新聞杯は結果が出なかったが、自己条件に戻れば実績は断然上位。デビュー勝ちを飾った得意の札幌コースで、仕切り直しの一戦を迎える。対するは、堅実な走りの末に前走で初勝利を挙げたマイネルフーガ、ショウナンパンドラの仔で札幌での勝ち鞍があるショウナンサムデイなど。

■新潟11Rは母・桜花賞馬対決
 新潟11Rは芝1800mの3歳上1勝クラス。ベストシーンは母に桜花賞馬アユサン、半兄に朝日杯FS勝ち馬ドルチェモアを持つ良血。弥生賞では9着に敗れたが、自己条件に戻った前走は2着と地力の高さを示した。初勝利を挙げた左回りの舞台で、クラス卒業を目指す。対するは、母が同じく桜花賞馬のレッツゴードンキという良血アスクヴォルテージ。前走のプリンシパルSでは9着だったが、自己条件で巻き返しを狙う。

■遠州灘特別でパルクリチュードが惜敗に終止符を打つか
 中京8Rはダート1800mの遠州灘特別(2勝)。パルクリチュードは現級で2着2回と、クラス卒業に王手をかけている。前走の逆瀬川特別でも僅差の競馬を見せており、安定感は随一。得意の舞台で3勝目を挙げる準備は整った。対するは、関東オークス5着のクリノスワロー、鳳雛Sで3着のハギノコラソンなど。

■札幌5Rの新馬戦でタイニーダンサーの仔テイエムキハクなどがデビュー
 札幌5Rはダ1700mの新馬戦。16年関東オークス(JpnII)など、重賞3勝を挙げたタイニーダンサーの仔で、北海道セレクションセール1歳7200万円(税抜き)ルヴァンスレーヴ産駒のテイエムキハクが丹内祐次騎手でデビューする。

■新潟2Rの新馬戦でスマイルカナの半妹エイシンウィゾールなどがデビュー
 新潟2Rは芝1600mの新馬戦。半姉に20年ターコイズSなど、重賞2勝を挙げたスマイルカナ(父ディープインパクト)がいる、サトノダイヤモンド産駒のエイシンウィゾールが横山琉人騎手でデビューする。

■新潟3Rの新馬戦でピースオブエイトの半妹ビタールート、メイショウアイアンの半妹サトミノアカリなどがデビュー
 新潟3Rは芝1400mの新馬戦。半兄に22年毎日杯を勝ったピースオブエイト(父スクリーンヒーロー)がいる、インディチャンプ産駒のビタールートが戸崎圭太騎手でデビューする。また、半兄に20年北海道スプリントCを勝ったメイショウアイアン(父マヤノトップガン)がいる、シャンハイボビー産駒のサトミノアカリが内田博幸騎手でデビューする。

■中京4Rの新馬戦でベルカントの仔フーガカンタービレなどがデビュー
 中京4Rは芝1400mの新馬戦。14年フィリーズレビュー(GII)など、重賞5勝を挙げたベルカントの仔でロードカナロア産駒のフーガカンタービレが坂井瑠星騎手でデビューする。

■節目の勝利までわずか
 原優介騎手はJRA通算100勝まであと2勝、新潟で4鞍に騎乗。

■内田博幸騎手のバースデー
 26日は内田博幸騎手の55歳のバースデー。当日は新潟で6鞍に騎乗する。

■アレクシ・バデル騎手が来日
 香港のアレクシ・バデル騎手に26日から8月25日までの短期免許が交付され、26日から騎乗する。A.バデル騎手はフランスでデビューし、20年から香港で騎乗。23年にはWASJに出場し、JRA初勝利を収めている。26日は中京で2鞍に騎乗する。

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定