東京都に隣接し、学術・文化の集積地としての顔も持つ神奈川県。県内の私立大学は、それぞれ独自の教育理念を掲げ、学力・人物ともに優れた学生を育てています。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、神奈川県在住の社会人を対象に「優秀な学生が多いと思う神奈川県の私立大学」というテーマでアンケート調査を実施しました。
地元の社会人から支持を集めたのは、どの私立大学だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!
第1位には、得票率14.1%で2校が並びました。1校目は「聖マリアンナ医科大学」です。川崎市宮前区に本部を置く聖マリアンナ医科大学は、1971年に開学した「東洋医科大学」を前身とする私立大学。「生命の尊厳にもとづき、人類愛にあふれた医療人の養成」を使命に、プロフェッショナルとしての誇りと豊かな人間性、幅広い教養を持つ医師の輩出を目的としています。
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日本で唯一のカトリック系医科大学として創立された聖マリアンナ医科大学では、最終的に到達する目標として学習成果を明確にし、入学時から能力の修得レベルにあわせて段階的に学習できる「アウトカム基盤型教育」を実施。また、1年次から専門教育を実施していて、入学後すぐに「早期体験実習」を行うなど、実際の医療現場に触れる機会を設けているところも特徴です。
同率で「フェリス女学院大学」も第1位に選ばれました。横浜市泉区に本部を置くフェリス女学院大学は、1870年にヘボン施療所で授業が開始されたことを起源とし、1965年に現在の校名で開設した私立大学。「キリスト教の信仰に基づく女子教育」を建学の精神、「For Others」を教育理念に、真理と平和を愛し、人類の福祉に寄与する人物の養成を目的としています。
アメリカ改革派教会から派遣された宣教師によって創設された、日本最古の近代的女子教育機関。フェリス女学院大学では、英語を含め合計10の言語が学べるほか、開講されている授業の約70%を30人未満の少人数で行っています。また、専任教員が学生一人一人を担当し、入学から卒業まで学修全般のサポートを行う「アカデミック・アドバイザー制度」を導入しているところも魅力。2023年4月時点の卒業生の就職内定率が96.8%と就職に強いところも、支持を集めたのではないでしょうか。
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