高所で見られる不思議な現象を捉えた写真が、Threadsに投稿されました。不気味さと神々しさの合わさった光景が話題となり、閲覧数は記事執筆時点で5万3000回を突破。「いいね」は7000件以上集まっています。
投稿者は、アルプス山脈の名峰・マッターホルンにも登った経験をもつ写真家・前澤航(@obakegyaruson)さん。日頃から、さまざまな山中の美しい風景やいきいきとした動物の写真などを投稿しています。
そんな前澤さんは今回、「真ん中にいるの俺!」と、鳥取県にある日本百名山のひとつ「伯耆大山(ほうきだいせん)」で2025年1月17日に撮影した写真を公開しました。「大山(だいせん)」とも呼ばれ、鳥取県および中国地方の最高峰を誇る名山。一体前澤さんはどんな写真を撮影したのでしょう。
写っている前澤さんの影は足の部分が長く、その周囲には円環状の虹色の光が! うつくしい七色の光をまとっている姿は非常に神秘的です。
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このような写真が撮れたのは「ブロッケン現象」によるもの。太陽を背にしたときに、自分の影が雲や霧に映り、その周囲に虹色の光の輪が現れる現象です。これは大気中の小さな水滴による光の回折(かいせつ)や干渉によって生じるもので、標高の高い山や飛行機の中などで見られることがあります。この現象は、ドイツのブロッケン山でよく観察されたことからその名が付けられました。
不思議な写真には、「ブロッケンの妖怪だー!」「おおお! きれいなブロッケン現象ですね」「地球外生命体のようにも見えます。不思議な感じ」「御来迎」「なんか幸運が訪れそう」「神降臨」などの感想が寄せられています。
この他にも前澤さんは自身のアカウント(@obakegyaruson)で、各地で撮影した景色の写真を公開しています。
画像提供:前澤航(@obakegyaruson)さん
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