フルアムが関心を寄せるデューズバリー・ホールとスターリング [写真]=Getty Images フルアムが、チェルシーに所属するイングランド人MFキアナン・デューズバリー・ホールと同FWラヒーム・スターリングの獲得に関心を示しているようだ。25日、イギリスメディア『BBC』や同『スカイスポーツ』などが伝えている。
現在26歳のデューズバリー・ホールはレスターの下部組織出身で、2023−24シーズンにはチャンピオンシップ(2部)優勝と1年でのプレミアリーグ復帰に大きく貢献を果たした。そして、2024年7月にエンツォ・マレスカ監督がレスターからチェルシーの新指揮官に就任した後を追って、チェルシーに完全移籍で加入した。
それでも、レスター時代とは違って主力としては起用されず、プレミアリーグでの先発出場はわずか2試合となったものの、控え選手としてチームを支え、公式戦36試合出場で5ゴール4アシストを記録し、UEFAカンファレンスリーグ(ECL)とFIFAクラブワールドカップ2025の2冠を達成したチームに貢献した。
そんなデューズバリー・ホールにフルアムが関心を寄せている模様で、チェルシーに正式に接触することが見込まれている。また、フルアムは昨季アーセナルからレンタル移籍で加入していたイングランド人FWリース・ネルソンの再獲得に関心を示しているほか、昨季はアーセナルにレンタ離籍していたスターリングの動向にも注視していることが伝えられている。
なお、チェルシーとしては昨季レンタル移籍していた選手たちで、新シーズンの計画に含まれていない選手の売却を望んでいる一方、出場機会の確保に苦労したものの、様々なポジションでチームに貢献したデューズバリー・ホールを貴重な選手として評価していると見られている。
今夏の移籍市場でもプレミアリーグ勢の補強が目立っているなか、同リーグで唯一まだ選手を獲得していないクラブとなっているフルアムは、いずれかの選手を獲得することができるのだろうか。