元ヤクルトの宮本慎也氏(54=日刊スポーツ評論家)が、公式YouTube「解体慎書」で、昨年まで阪神でコーチを務めた今岡真訪氏(日刊スポーツ評論家)とコラボし、阪神佐藤輝明内野手(26)、森下翔太外野手(24)の覚醒について語った。
佐藤輝は今季、25本塁打、64打点はリーグトップで、打率も5位につけ、3冠王の可能性もある。森下は16本塁打、60打点でともにリーグ2位につける。
宮本氏は「まずは(打撃フォームの)形ができてきたのとゲーム数をこなしていくことによって、押し引きじゃないけど、打ちにいく、やめます、見極められましたっていうのが増えてきたと思います。技術的にも上がってると思います。段階を踏んできてると思います」と話した。
今岡氏は「技術的なことでいくと、『ボール球を振るな、振るな』、試合中にも『何で振るねん』と言われることで、7回失敗するうちの(ヒットを)3回で一流が、これが2割になる。打てる球まで打てなくなるっていうのが、成績が出ない人の特徴で、言えば言うほど打たなくなる。ボール球は言っても絶対に振るんで。配球がわからない限りは。100%できないことを言われてる。だから反応できなくなるってことなんですけど、段階を踏んでいって、打ちにいっても止まるっていう段階に来てるので、ストライクゾーンのボールは確率良く打てる」と話した。
宮本氏は「全部、一気にボンッと良くなることはなかなかなくて、技術的に良くなることはあっても、試合をこなさないといろんな局面を経験できないんで、それでみんな覚えていくんで。だから、若い選手は我慢して使えっていうのはそこで、ここの見極めが首脳陣は大事。ずっと続けていったら、サトテル(佐藤輝)みたいになるんかっていうとならないやつがいっぱいいるんですよ」と話した。
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