ノルディックスキーのサンピラー国体記念サマージャンプは、27日に名寄ピヤシリシャンツェ(ヒルサイズ=HS100メートル)で行われる。
26日の公式練習には、雪印メグミルクからは小林朔太郎(25)ら6選手が参加した。
チームにとっては26年ミラノ・コルティナ五輪シーズンに向けた夏の公式戦初戦となる。伊東大貴監督(39)は「五輪切符はかなり厳しい狭き門。まずはそこに入ること。1歩ずつ、1歩ずつ」と見据える。
今月1日、所属選手だった坂野旭飛さんが転落事故によって19歳で亡くなった。葬儀にはチーム全員で参列。22日から名寄合宿を開始し、同監督は「旭飛もきっと毎日ジャンプ台にいるような気がする」と天国に思いをはせる。「徐々に笑顔が増えていけばいい。通常どおりの精神面で臨めるように、チームのマネジメントをしていきたい」と、選手のサポートに力を注ぐ。
チームは今大会を皮切りに、8月1〜3日の札幌3連戦に出場予定。同9日開幕のグランプリ(フランス・クシュベルほか)の遠征メンバーに選出されている小林、佐藤慧一(27)、佐藤幸椰(30)、一戸くる実(21)はその後、五輪代表争いに参戦する。【保坂果那】
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