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<全国高校総体>◇26日◇ホットスタッフフィールド広島◇男子100メートル
石川・星稜高2年の清水空跳(そらと)が衝撃の「10秒00」をたたき出した。3組で登場。
追い風1・7メートルの中で力強く加速し、走破した先に歴史を塗り替えるタイムが表示された。13年の織田記念で京都・洛南高3年の桐生祥秀が樹立した高校記録「10秒01」を12年ぶりに更新した。
U18世界最高記録の10秒06も更新し、日本全体でも歴代5位に食い込む大記録を打ち立てた。これまでの自己記録は10秒19だった男が、大一番で異次元の時間短縮をやってのけた。
6月の日本選手権にも出場。0秒01の僅差で決勝進出を逃したものの、トップ勢に肉薄していた次代の星だった。まだ高校2年生で9秒台の領域に最接近。今年9月に行われる世界選手権東京大会の参加標準記録(10秒00)まで突破した。
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この走りには、本家も納得。桐生からもX(旧ツイッター)で「清水くんおめでとう!!高校記録が破られました」と祝福された。
◆清水空跳(しみず・そらと)2009年(平21)2月8日、石川県出身。星稜のホームページのインタビューによると10歳から陸上を始め、家族全員が陸上経験者。4月のU18アジア選手権では100メートルで日本人初優勝。7月の日本選手権の100メートル予選で10秒19をマークし、桐生祥秀と並ぶ高校2年歴代最高をたたき出していた。164センチ。
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