藤浪晋太郎「スムーズに投げられた」DeNA“デビュー戦”は5球で3者凡退、ファンの歓声に「ありがたく思う」

■イースタン・リーグ　DeNA−ロッテ（26日、横須賀）

【写真で見る】DeNA・藤浪晋太郎「先発と中継ぎがころころ変わっても必要とされるところで投げたい」

DeNAの藤浪晋太郎（31）が3年ぶりとなる日本での実戦登板に臨んだ。イースタン・リーグのロッテ戦に先発し、1回打者3人を相手に、わずか5球で退け、被安打0の無失点の内容だった。

マリナーズ傘下3Aタコマを自由契約となり、日本球界に復帰した藤浪。横須賀スタジアムは立ち見が出るほどの盛り上がりをみせ、ストレートの最速は156kmを計測。DeNAファンも“デビュー戦”の藤浪に大きな声援を送った。

Q.日本での復帰マウンド、いかがでしたか？

藤浪：もっと力むかなと思ったんですけど、思ったよりいい感じで入れて、スムーズに投げられたので、よかったと思います。

Q.1イニング5球、身体の状態としては？

藤浪：身体はね、ずっとしっかり練習してきたんで、仕上がっている状態で入れたので。痛いところもないですし、健康です。

Q.今日はどんなテーマを持ってマウンドへ？

藤浪：久しぶりの実戦、1か月半近く開いてるので、まず実践慣れというのと、あとはとにかくストライクゾーンで勝負するということが、自分の目的でした。

Q.ストレートの最速が156km

藤浪：まあまあじゃないですかね。（もっと球速が上がる？）いや、どうでしょう。それはマックスでいったら上がるかもしれないですけど、アベレージで言うと、今日ぐらいじゃないすか。153、4（キロ）くらい投げられればいいんじゃないすかね。

Q.変化球については？

藤浪：今日はスプリットしか投げてないので変化球は。曲がり幅とか感覚も違うので、もうちょっと合わせていく必要があるかなと思いますけど。徐々に慣れていければいいかなと思ってます。

Q.DeNAファンの方がたくさんスタジアムに集まりました

藤浪：はい。たくさんの方がファームの試合でこれだけ来てくださったんで、すごくありがたく思いますし、たくさん歓声もいただいたので、ちょっとでもチーム貢献して、声援に応えられるようにしたいなと思います。

Q.次回登板への意気込みを

藤浪：今日の登板でまたいろいろデータなり、いただけるでしょうから。チームといろいろ話しながら、ちょっとずつ改善していければいいかなと思います。