上原浩治氏がモイネロの球宴での右投げに私見「オールスターという意味でどうなのかなと…」

巨人やレッドソックスなどで活躍した上原浩治氏（50＝日刊スポーツ評論家）が27日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」にご意見番として出演し、ソフトバンクの左腕モイネロがオールスターで披露した右投げに私見を述べた。

上原氏は「器用だなとは思いますけど、このオールスターという意味でどうなのかなと。真剣勝負という部分ももちろん必要ですし、エンタメ部分も必要かもしれないですけど、だったら、エンタメっていう1つの部分として、1試合やるとかにしてもいいんじゃないかなと。僕はどちらかというと真剣勝負が見たいんで」と話した。

西武GMの渡辺久信氏（59＝日刊スポーツ客員評論家）は「モイネロ投手は左で投げたら打者を圧倒するピッチャーなんですよ。右は今、見ましたけど、あまり使いものにはならないですね。ただ、投げられるのはすごいですけどね」と苦笑した。

ソフトバンク・モイネロは、23日のオールスター第1戦で登板。4回2死、広島ファビアンを打者に迎えたところで左投げから右投げにスイッチした。

初球に124キロを投げ込むと、球場は「おぉー！」とざわついた。三飛に打ち取ると、スタンドから拍手が起こった。