【ラグビー】日本代表、11月南アフリカ戦実現へ「やるつもり」“ブライトンの奇跡”から10年

0

2025年07月27日 16:42  日刊スポーツ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

日本ラグビーフットボール協会の土田雅人会長(2023年12月撮影)

日本ラグビー協会の土田雅人会長(62)は27日、日本代表(世界ランク14位)が11月初旬にW杯2連覇中の南アフリカ(同1位)と欧州でテストマッチを行う方向で調整していることを明かした。


15年W杯イングランド大会での南アフリカ戦歴史的勝利から9月で10年。南アフリカメディアが、その舞台となった英ブライトンでの再戦の可能性を報じており、都内で取材に応じた土田会長はブライトンは会場の都合で実現できないとしながらも「(試合は)やるつもりでいる」と明かした。


実現すれば19年W杯日本大会準々決勝以来、6年ぶりの対戦となる。過去の対戦成績は日本の1勝2敗。


日本は23年W杯フランス大会後から、南アフリカ戦の歴史的勝利に導いたエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC、65)が再び指揮を執っている。


すでに日本協会は日本代表が10月25日の世界ランク6位オーストラリア戦(東京・国立競技場)を皮切りに、欧州遠征で11月8日に同3位アイルランド戦、15日に同12位ウェールズ戦、22日に同11位ジョージア戦に臨むと発表している。


南アフリカ戦が実現すれば欧州遠征初戦となり、土田会長は「オーストラリア、南アフリカ、アイルランド、ウェールズ、ジョージアと5連戦すれば、かなり力がつくと思う」と強化への好影響を見通した。

    ニュース設定