【ソフトバンク】大関友久「安定した投球になった」自身6連勝 3年ぶり8連勝で首位に1差 

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2025年07月27日 21:13  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

ソフトバンク対オリックス 先発の大関(撮影・梅根麻紀)

ソフトバンクが22年以来3年ぶりの8連勝を決めた。24年にスタートした小久保政権下では最長更新。先発の大関友久投手(27)が8回1失点で自身6連勝を飾り、後半戦の2連勝発進を呼んだ。さらに首位の日本ハムが敗れて1ゲーム差に接近。29日からはエスコンフィールドで直接対決3連戦が予定されており、29日に勝てば今季初めて首位に浮上する。


   ◇   ◇   ◇


先発の大関友久投手(27)が8回4安打1失点で今季8勝目を手にした。「結果として安定した投球になったと思います」。7回までは三塁を踏ませない好投。8回、ディアスにソロアーチを浴びて球団では66年8月の南海皆川以来となる月間防御率0・30以下(30イニング以上)とはならなかったが、投手陣の柱のとして快投を見せた。


「僕は自分が投げられるベストのボールを1球1球投げていくということに集中しています」。勝負の夏戦線で6、7月はともに防御率0点台。自身6連勝でチームを勢いに乗せている。オールスター期間は趣味の登山でリフレッシュ。米オリオールズ菅野智之投手(35)がプロ入り前に富士山に登っていたことを知り「山に登るっていいな」という憧れから始まった。歩きながら自分と向き合い、試合のない4日間も自己研さんを欠かさなかった。


次カードは8連勝で迎える日本ハムとの首位攻防戦。小久保裕紀監督(53)は「直接対決が一番ゲーム差を縮めるチャンス。次の3試合が全てではないですけど、負けるとその分離される分かりやすい3連戦。しっかり戦っていきたいなと思います」と引き締めた。連覇を狙う昨季のリーグ王者が、破竹の勢いで北海道に乗り込む。【只松憲】

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