ヘラーツ監督(右)から偽サイドバックとしての役割を求められている関根(左) [写真]=Icon Sport via Getty Images スタッド・ランス(フランス2部)に所属する日本代表DF関根大輝が、0−1で敗れた27日のジャパンツアー初戦モンテディオ山形戦を振り返った。
右サイドバックで先発出場した関根は、77分までプレー。カレル・ヘラーツ新監督からの指示を受けて内側に絞ることが多かったが、「もっとボールに関わるところだったり、走力だったり、上げないといけない部分はたくさん見つかりました。まだジャパンツアーは2試合あるので、そこで良いプレーをできるように頑張りたいです」とフラッシュインタビューで反省点を口にした。
「(内側に絞るのは)監督から求められているプレーでもありますし、ボランチに入って組み立てるだったり、ボールを扱う部分は自分も好きなので、自分のプレースタイルには合っている。あとは精度を上げていきたいです」
1万6000人を超える観客が『NDソフトスタジアム山形』を訪れ、スタッド・ランスの赤いユニフォームを着用するサポーターも多数いた。事前のファンとの交流も含め、「練習後もスタジアムの外で待ってくれていて、本当にいろんな方に応援されているなと実感できる環境でプレーできるので感謝したいです。自分も日本でプレーするのがすごく楽しい。今日は負けてしまいましたけれど、みなさんの応援は本当に力になっています」と、日本凱旋を楽しんでいる様子だ。
スタッド・ランスの次戦は30日に行われ、伊東純也および関根の古巣である柏レイソルと対戦する。「柏レイソルと試合できるので、個人としてもすごい楽しみです。次は負けないように、内容もこだわりながら、自分も点取りたいと思うので、また応援していただければと思います」と意気込みを示した。