<広島5−6巨人>◇27日◇マツダスタジアム
広島が追い上げを見せながらも、巨人に競り負けた。前半戦からの連敗が5となり、借金は今季最多9。2桁借金にリーチがかかった。
先発佐藤柳之介投手(22)が乱調だった。立ち上がりから制球を乱す投球となり、1回に四球絡みで1点先制された。3回は1死二塁から四球で走者をためると、続く岸田に走者一掃の2点二塁打。さらに泉口にも適時打を浴びた。試合の中で修正することができずに3回まで球数79球を要し、先発としてはプロ入り最短3回4失点で降板となった。
5点のビハインドとなった打線は5回1死、会沢からの3連打で無死満塁とし、大盛が走者一掃の三塁打で3点を返した。さらに小園も中前適時打で続いて1点差に。だが、1死一塁では、巨人2番手船迫の前に後続が抑えられ、追いつくことはできなかった。
終盤に点差を2点差に広げられながら、8回には巨人大勢から代打野間が適時三塁打を放って再び1点差とした。なおも続いた一打同点の好機では、途中出場のモンテロが空振り三振。打線のつながりは光明も、連敗脱出はならなかった。
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▽佐藤柳(制球に苦しみ、最短3回4失点でプロ初黒星)「乱したと思うので、反省する部分かなと思います」
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