バレーボール・ネーションズリーグ女子の3位決定戦が27日〜28日（日本時間）、ポーランド・ウッチで行われ、日本（世界ランク4位）はポーランド（同3位）に1ー3（15ー25、26ー24、16ー25、23ー25）で敗戦。前回大会で銀メダルの日本は2大会連続の表彰台を逃す結果となった。
【一覧】バレーボール2025年度日本代表選手＆『ネーションズリーグ』日程
スタメンはキャプテンの石川真佑（25）、島村春世（33）、宮部藍梨（26）、関菜々巳（26）、和田由紀子（23）、佐藤淑乃（23）、リベロは小島満菜美（30）が起用された。
対戦相手のポーランドは前回大会銅メダル。予選第3週の日本ラウンドでも対戦しており、日本は3ー1で勝利している。完全アウェーの中で再戦となったこの試合は第1セット、序盤から平均身長189.1cmと高さのあるポーランドの攻守に翻弄され失点が続いた。追う展開となった日本は島村の移動攻撃、和田や途中出場の秋本美空（18）のスパイクで食らいついたが点差を縮める事ができず。15ー25の大差でこのセットを落とした。
流れを変えたい日本は第2セット、宮部がサービスエースを決めるなど立ち上がりから3連続ポイント。さらに石川や佐藤のアタックで得点を重ねリードした。終盤、身長203cmのスティシアク（24）に角度のあるスパイクを打ち込まれるなど同点とされるも先にセットポイントを奪った日本。最後は関がサービスエースを決め26ー24で第2セットを制した。
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セットカウント1ー1とし第3セットは両チーム1点を取り合う攻防に。日本は石川や宮部などが得点を挙げるも中盤以降、ポーランドの高さに苦戦。失点が続くと終盤には14ー22と点差が開いた。日本はそこから巻き返しを狙うも及ばず、16ー25で第3セットを落とした。
後のない日本は第4セット、序盤からポーランドの強打にリードを許す展開。それでも日本は島村が2本のブロックポイントを挙げるなど徐々に点差を縮めると、関の得点で7ー7の同点に追いついた。しかしここから競る展開が続くと再びポーランドにリードを奪われた日本は取り返すことができず。ベスト4進出も2大会連続のメダルは逃した。
試合後、キャプテンの石川は「セットごとに良いところ悪いところって今日の試合も出たんですけど、最後も競った場面で自分たちが我慢しきれなかったりとか、取り切れなかった場面がすごく多かったなというふうに思ってます」と振り返った。続けて「勝負どころで自分が出しきれなかった。まだまだ足りないっていうふうに改めて感じることができた試合でしたし、そこからもっと自分のレベルアップが必要だなっていうふうに感じた試合になりました」と涙を流した。
男子の決勝ラウンドは中国・寧波で30日（日本時間）に開幕。3大会連続の表彰台を狙う日本は31日にポーランドと準々決勝を迎える。
※世界ランキングは試合前時点
【日本の得点（上位）】
島村 15得点
石川 12得点
和田 8得点
佐藤 8得点
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【日本のスケジュール】※日程は日本時間
■第1週：カナダ・オタワ
6月5日（木）〇3−0 オランダ
6月7日（土）〇3−0 セルビア
6月8日（日）〇3−0 カナダ
6月9日（月）〇3−0 ドミニカ共和国
■第2週：香港
6月18日（水）〇3ー2 タイ
6月20日（金）●2ー3 イタリア
6月21日（土）●1ー3 中国
6月22日（日）〇3−0 チェコ共和国
■第3週：日本・千葉
7月9日（水）〇3−0 フランス
7月10日（木）〇3−0 韓国
7月12日（土）〇3ー1 ポーランド
7月13日（日）●0ー3 ブラジル
■決勝ラウンド：ポーランド・ウッチ
準々決勝
24日（木）〇3ー2 トルコ
準決勝
27日（日）●2ー3 ブラジル
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3位決定戦
27日（日）●1ー3 ポーランド
決勝
28日（月）3:00〜 イタリア vs ブラジル
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