小さく切った竹→糸をぐるぐる巻き付けるだけで……「こんな釣り方初めて見ました」 ゲットした“まさかの大物”に反響

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2025年07月28日 11:00  ねとらぼ

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ねとらぼ

小さく切って糸を巻き付けた竹(左)。先端を研いだ木の棒(右)。

 小さく切った竹を使ったシンプルなしかけで“まさかの大物”をゲットする動画が、YouTubeに投稿されました。動画の再生数は記事執筆時点で33万回を超えています。


【画像】まさかの大物


 動画を投稿したのは、さまざまな魚を釣り上げて調理する様子を自身のYouTubeチャンネル(@shimanagi)で公開している「しまなぎ」さん。以前には、ヒラメを釣るため堤防で試行錯誤した結果が話題となりました。


 今回は竹を材料にして釣り用のしかけを作ります。節の位置で切り、片手で持てるサイズまで短くしたらナイロン製の糸を30メートルほど巻き付け、その先端に中通りおもりと針をセット。これが竿とリールの代わりになるそうです。


 合わせて、手頃な長さの木の枝を採取。両端のうち片方は地面に突き立てるため先端をとがらせ、もう片方は竹筒を引っ掛けるため丸く加工しました。


 餌として使うミミズを捕まえたら川へ移動します。地面に木の棒を突き刺し、その上に竹筒をかぶせれば準備完了。何かが食いつけば「竹筒の回転」という形で分かる仕組みになっています。


 ミミズ付きの針を振り回して遠くへ投げ飛ばしたら、後はひたすら待つだけ。投げ入れてから10分後に左端の竹筒が回転し始めました。糸をゆっくり引いて魚が引っ掛かったか確認しますが、どうやらハズレだったようです。


 しかけを戻して待っていると再び左の竹筒が反応。先ほどよりも激しく回転しています。今度は魚の感触があったので、アワセを入れて一気に引き上げました。


 川の中から姿を現したのは、今回のターゲットであるウナギ! 逃げられないよう急いでクーラーボックスに入れました。左の筒をしかけ直していると、今度は右の筒が反応。先ほどと同じく緩急をつけて引っ張り2匹目のウナギを早くもゲットしました。


 ウナギの食いつきはなかなか良いようで、右の筒をしかけ直した直後に3匹目をゲット。その次は左と中央の竹筒が同時に回転しました。それぞれの針に魚が引っ掛かったのかチェックしていると、またしても右の筒が回転。この捕り方は思った以上に忙しいようです。


 今回のターゲットはウナギの成魚であるため、体が小さい個体やフナ・ナマズなど他の魚種は全てリリースの対象。日が暮れて小さいウナギばかり釣れるようになったので切り上げることにしました。しかし、帰宅の準備中に左の筒が回転。最後に立派なサイズのウナギが釣れました!


 持ち帰ったウナギの中で、まずは一番大きい個体をさばくことにします。自作した台の上で背を開き、骨と内臓を除去。程よいサイズにカットしたら串を刺し、炭火を使って蒲焼にします。


 煙とともにジュウジュウと激しい音を上げるウナギの蒲焼。タレを塗って焼き上げたら、白米に乗せて「うな丼」に仕上げました。これはおいしそうだ!


 ウナギがたくさん釣れる光景には、「こんな釣り方初めて見ました」「一夜置かずに釣れるんだ…」「魔法のような釣法ですね」「魚に合わせた風情のある釣りで釣果もすばらしい」「頭がいいですねえ〜〜〜 発想がいい」などの感想が寄せられています。


 なお、ウナギは河川によって漁業権が設定されていることがありますが、今回は遊漁券を購入し釣りに挑戦しているとのことです。しまなぎさんはこの他にも、さまざまな魚や水辺の生き物を捕まえ、調理する様子をYouTubeチャンネル「しまなぎ」で公開しています。


※動画提供:YouTubeチャンネル「しまなぎ」さん



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