バレーボールネーションズリーグ女子の3位決定戦が27日〜28日（日本時間）、ポーランド・ウッチで行われ、日本（世界ランク5位）はポーランド（同3位）に1ー3（15ー25、26ー24、16ー25、23ー25）で敗れた。フェルハト・アクバシュ監督（39）の新体制でベスト4進出も2大会連続のメダルにはあと1歩届かなかった。この試合の解説を務めた元日本代表の迫田さおりさん（37）に試合の振り返りと31日に決勝ラウンドの準々決勝を迎える男子日本代表の見どころを聞いた。※世界ランキングは日本戦終了時点
【一覧】バレーボール2025年度日本代表選手＆『ネーションズリーグ』日程
南波雅俊TBSアナウンサー：
さあということで、3位決定戦が終わったばかりですけれども。いや悔しさはありますよね。
迫田さん：悔しいですね。
南波アナ：
今日はあのスティシアク選手が入ってちょっとポーランド、また予選ラウンドのときとは違った感じもありましたよね。
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迫田さん：
ですよね。あと地元開催でした。
南波アナ：
そっか、確かにね。
迫田さん：
なんかさらにさらに、ギアを上げてきたなっていうのは感じましたよね。
南波アナ：
もう最後の雰囲気なんてね。
迫田さん：
もう画面を通してでも伝わってくるってことは、コートにいたらはいどんなんなんですかね！
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南波アナ：
本当ですよね。でも負けたとはいえ、日本の良い部分もいろいろあったと思うんですけど、そのあたりを振り返っていただくと。
迫田さん：
そうですね。今日はおされる展開がすごく多かったのかなって感じるんですけど、でも本当にコートの中で、外からもすごくみんなでコミュニケーションとってるなっていうのを感じましたし、サーブにしても攻撃にしても何か工夫をしようと同じことしてたら駄目だっていうのはすごく伝わってきたので、何か変化をつけながら頑張って、絶対にこのメダルを勝ち取るんだっていうのは最後まで伝わってきましたよね。
南波アナ：
あと迫田さんがあの放送の解説の中でもおっしゃってたんですけど、もう今大会を通してやってきたことをもう全部ぶつけるだけだっていうふうにおっしゃってたんで思うんですけど、そういった意味では若い選手たちが秋元（美空）選手とか北窓（絢音）選手とか、そういった新たな力もどんどん伸びてきたじゃないですか。その辺りの良さみたいなものも今日のゲームでもすごく見えたなって感じたんですけど。
迫田さん：
本当ですよね。途中から入ってくる難しさって本当にあると思いますし、やっぱり選手だったらスタートから入って活躍したいっていう思いが強くあると思うんですけど、1人1人役割って監督もおっしゃってたんですけど、1人1人役割、責任をみんなが果たそうってみんなのためと思ってたから、こういう途中から入ってくる選手、若い選手の力っていうのがさらに大きくなったんじゃないかなと思いますね。
南波アナ：
なるほど。大会全体という意味では今回ベスト4になりましたけど迫田さん、振り返っていただいて印象というかその辺りいかがですか。
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迫田さん：
すごく雰囲気がいいチームだなって思いました。最初、新生1年目だしどういうチームなのかなとは思ったんですけど、でも蓋を開けてみたら、なんかみんな楽しそうにやってミスしてももう下を向くんじゃなくって、前を向いてみんなで声を掛け合って、笑顔でとにかく試合をやっている姿を見て、楽しそうっていうふうに感じたのですごくこの大会、私自身ももう1回バレーボールって楽しいんだなって。楽しくやるからこそ、人の心を動かすんだなっていうのを感じた大会に選手、スタッフ含めて今のチームにしてもらいました。
南波アナ：
さあそんなチームももう8月23日から。1ヶ月ないですよ世界バレー開幕まで。世界バレーの期待っていうところも伺っていいですか。
迫田さん：
いやもう、この大会を見たら期待しかないですよね！もう1ヶ月弱なかなか時間はないですけど、その間にどれだけチームがまたさらに固まるかっていうのも楽しみでしかないです。
南波アナ：
そして男子は7月31日木曜日から決勝ラウンド。しかも男子もポーランド。これに向けてはいかがですか。
迫田さん：
もう上がってきてると思うので、いい試合を見たいですね。盛り上がってますからね男子も！
南波アナ：
いやもう盛り上がってますね。
迫田さん：楽しみです。
南波アナ：
ここまで迫田さんとお伝えしてきましたが、（女子日本代表は）見事なベスト4だったということで、素晴らしい新生日本お見事でした！
迫田さん：お疲れ様でした！
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