「8〜10時間睡眠」が大切 U-15 Jリーグ選抜の選手に元Jリーガーが指南

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2025年07月28日 12:52  サッカーキング

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酒井氏(左)中心に睡眠セミナーを実施
 Jリーグと未来育成パートナー契約を締結している、コンディショニングブランド『TENTIAL(テンシャル)』を展開する株式会社TENTIALは28日、パートナー活動の一環として、「睡眠」に関するコンディショニングをテーマにU−15 Jリーグ選抜選手を対象とした睡眠セミナーを実施した。

『Jリーグインターナショナルシリーズ2025 アカデミーマッチ』でリヴァプールU−15との対戦(29日、31日。ともに味の素フィールド西が丘)する同チーム。選手20名や川井健太監督や中村航輔GKコーチなどが参加し、京都サンガF.C.、松本山雅FC、名古屋グランパス、FC町田ゼルビアでプレー経験を持つTENTIALの酒井隆介氏が講師を務めた。

 セミナーでは酒井氏が、「もっとコンディショニングについて気を付けておけばよかったという後悔がある」と、自身の現役時代の経験をもとに、次世代の選手たちへ呼びかけるところからスタート。具体的な事例を紹介しつつ、中学・高校生年代は1日8〜10時間の睡眠をとった方がいいと言われていることを伝える。そのための睡眠への準備や、仮眠の活用法などを紹介し、質やリズムも大切だが、中高校生年代は「量」が一番大切だと説いた。

 選手たちにはワークショップで自身の現在の生活リズムを把握してもらいつつ、改善点を見つけてもらうことを指導。寝不足になるとけがのリスクが増えたり、集中力の欠如につながる一方で、よく寝ることができれば翌日の記憶が高まることによる勉強や練習内容の定着につながると続け、睡眠も練習の一環であると話した。

 酒井氏は最後に、「コンディショニングを整える力は才能ではなく、習慣だったりするので、今日から一歩ずつ始めてほしいです。皆さんが世界で活躍する姿を楽しみにしていますので、応援しています」と選手にエールを送っている。

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