田久保伊東市長を告発＝学歴詐称疑惑で公選法違反疑い―静岡

　静岡県伊東市の田久保真紀市長が、最終学歴を東洋大学卒業と偽ったのは公選法違反だとして、市内の会社社長（５８）が県警に提出した告発状が２８日、受理された。７日に提出していた。

　告発状によると、田久保氏は５月の市長選に先立ち、報道各社に東洋大学を卒業したという虚偽の情報を伝達し、広報させたとされる。

　田久保氏は問題が表面化した後の今月２日に記者会見し、東洋大学を除籍されており「卒業したと勘違いしていた。市民に不安を与え、深くおわびしたい」と陳謝。その上で「公選法上問題はない」と主張していた。