ドンナルンマにPSG退団の可能性?…契約延長交渉が停滞、“代役”確保への動きが本格化か

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2025年07月29日 09:10  サッカーキング

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去就が不透明となっているドンナルンマ [写真]=Getty Images
 パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマの去就は不透明となっているようだ。28日、フランス紙『レキップ』やイタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在26歳のドンナルンマはミランの下部組織出身で、2015−16シーズンにトップチームデビューを飾り、2021年夏にPSGへ活躍の場を移した。加入当初は元コスタリカ代表GKケイラー・ナバス(現:プーマス)と出場機会を分け合ったが、2年目以降は正GKに定着し、ここまで公式戦通算161試合に出場。昨シーズンは要所でスーパーセーブを連発し、クラブ史上初のチャンピンズリーグ(CL)制覇を含む3冠達成に大きく貢献した。

 そんなドンナルンマの現行契約は2026年6月末までとなっており、契約満了まで残り1年を切っている。報道によると、PSGは契約延長に向けて動いているが、交渉はここ数カ月間に渡って停滞しており、未だ合意には達していないとのこと。ドンナルンマは契約延長を最優先としているものの、休暇明けの8月上旬に予定されている協議にて、要求に見合った条件をPSGが提示するかは不透明だという。

 仮に契約延長交渉が破談した場合、ドンナルンマは今夏に新天地を探すか、来夏に移籍金が発生しないフリートランスファーでPSGを退団することが濃厚となる。PSGは今夏の退団のリスクを考慮し、リールに所属するフランス代表GKリュカ・シュヴァリエの獲得に動いている模様。ここ数時間に渡って両クラブは水面下で連絡を取り合っており、4000万ユーロ(約69億円)程度の移籍金で合意に達する可能性があるとも報じられている。

 なお、『レキップ』によると、マンチェスター・シティやマンチェスター・ユナイテッドを筆頭に、現時点で複数のクラブがドンナルンマの動向を注視しているようだ。

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