ニューカッスルに所属するイサク [写真]=Getty Images ニューカッスルを率いるエディ・ハウ監督が、同クラブに所属するスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクについて言及した。29日、イギリスメディア『スカイ』が伝えている。
現在25歳のイサクは、母国スウェーデンのAIKでプロキャリアをスタート。ドルトムントやヴィレムII、レアル・ソシエダを経て、2022年夏にクラブ史上最高額の7000万ユーロ(約121億円)でニューカッスルへ加入した。2024−25シーズンは公式戦42試合出場27ゴール6アシストを記録し、クラブにとって70年ぶりの国内タイトルとなるカラバオカップ制覇に大きく貢献。2年連続でリーグ戦20ゴール以上を叩き出し、世界屈指のストライカーへと成長を遂げている。
ニューカッスルとの現行契約を2028年6月30日まで残すイサク。そんな同選手は複数のビッグクラブから注目を集めており、中でもリヴァプールが強い関心を示しているとされる。すると、太ももの軽い負傷を理由にプレシーズン中のアジアツアー欠場が決定。イサクに関する去就問題を加速させる結果となった。
そうしたなか、ハウ監督がアジアツアー開催地の韓国でイサクについてコメント。「彼はまだ私たちの選手だし、契約も残っている。我々にはある程度、彼の今後をコントロールする力がある」と述べた一方、「全ての可能性が今も開かれていると信じたい。私の願いは彼が残留することだが、それは私1人では決められない」と移籍の可能性を明確には否定しなかった。
しかしながら、「アレクサンデルに対して、いかなるクラブからも正式なオファーは届いていない」とも発言。「彼が残って来季もプレーする姿を見たいというのが私の希望だ」と口にしている。