退団騒動に揺れたN・ウィリアムズ…“実兄”イニャキが当時を回想「その多くは事実ではなかった」

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2025年07月29日 23:21  サッカーキング

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アスレティック・ビルバオに所属するイニャキ(右)とニコ(左)[写真]=Getty Images
 アスレティック・ビルバオに所属するガーナ代表FWイニャキ・ウィリアムズが、弟であるスペイン代表FWニコ・ウィリアムズについて言及した。29日、スペインメディア『ムンド・デポルティーボ』がコメントを伝えている。

 今夏の移籍市場ではバルセロナから関心を集めていたニコ。一時は2031年6月末までの6年契約で個人合意に達したとの報道もあり、アスレティック・ビルバオのサポーターから批判を受けた同選手だったが、サラリーキャップ超過による選手登録の問題が発生したため交渉は難航することに。最終的にはアスレティック・ビルバオとの契約を2035年6月まで延長し、去就に関する論争に終止符が打たれた。

 そうしたなか、新たにアスレティック・ビルバオのキャプテンへと就任したイニャキが記者会見に登場。弟のニコについて、「家族としては少し大変だった。ニコについてたくさん語られたが、その多くは事実ではなかった。彼はずっと沈黙を貫いてきた。誰でも将来について考えて悩む権利があるが、この夏は多くの人が彼に対して不公平だった」と見解を述べている。

 また、「彼の決断は簡単なものではなかったが、驚くほど成熟していた。さまざまな選択肢がある中で、アスレティックを選んだ」とニコの残留に対してコメント。続けて、「彼に関心を示すクラブは多かった。高いレベルの選手であり、手が届く金額だったからね。騒がしい外野の声に惑わされてもおかしくなかったが、最終的には最高の決断をしたと思う」と語った。

 一方、「サッカーの世界がどう動いているかは分かっている。メディアのキャンペーンがあったのは確かだし、クラブや家族に対しても大きなプレッシャーがあった」と吐露。「アスレティックは静かに行動するクラブだが、外野のノイズが事態を複雑にした。多くの情報が事実無根だった」とメディアに向けて苦言を呈している。

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