スタッド・ランスに所属する中村[写真]=Getty Images スタッド・ランス(フランス2部)のカレル・ヘラーツ監督が、日本ツアーに帯同していない日本代表FW中村敬斗について言及した。29日、現地メディア『L'union』が同指揮官のコメントを伝えている。
日本代表3選手が所属するスタッド・ランスは今夏、2年連続の来日。今年は「スタッド・ランス ジャパンツアー2025」として、27日にモンテディオ山形、30日に柏レイソル、8月2日にガンバ大阪と対戦する。
27日に行われた山形戦(●0−1)では、DF関根大輝が先発出場し、FW伊東純也は77分から途中出場を果たした。一方で、中村はチームに合流しておらず、メンバー外となっていた。
クラブが2部に降格したこともあり、今夏の去就に注目が集まる中村。メンバー外となってことで移籍の噂も取り沙汰されていたが、スタッド・ランスの指揮官は中村の現状について「彼は練習にも遠征にも参加できない。数日前にも話したが、彼は医師の診断書を取得している。医療上の守秘義務があるので、詳細なことは話すことはできない」と説明した。
さらに中村の将来については「クラブ首脳陣とも話をしたが、ケイトはキープレイヤーであるため、新シーズンも期待している。私の立場は非常に明確なものだよ」と語り、昨シーズン公式戦12ゴールを挙げた同選手の残留を強く望んでいる姿勢を示している。