古いデニムのウエストバンドをデザインに生かしたリメイク動画がYouTubeに投稿されました。完成したトートバッグのクオリティーが「美しい」「完璧」と反響を呼び、記事執筆時点で27万回以上再生され、4600件以上のいいねを集めています。
動画を投稿したのは、古着をリメイクする「don kim」さんのYouTubeチャンネル(@donkim3917)です。以前もジーンズやシャツをバッグにリメイクする動画を公開していました。
今回は、古いデニムでトートバッグを作ります。まず、いくつかのウエストバンド(ウエスト部分の帯状の布)を用意し、それぞれボタンを止めた状態にして、ボタンから一番離れたところでカットします。
次にジーンズをお尻の下あたりでカット。縫い目の部分をカットして開いたら、そこから30センチ四方の布を2枚切り出します。さらに、口径が直径16センチの器を定規として使い、2つの角に弧を描いたら所定の位置に線を引き、それに沿って2枚重ねた布をカットします。
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2枚の布それぞれに型崩れを防ぐ芯地をアイロンの熱で接着したら、片方に4本のウエストバンドが「V」字になるように縫い付けていきます。また、ブランドタグ風の飾りも縫い付けます。
次にバッグの内部構造も作っていきます。開口部の上端内側部分となるデニム生地を用意して裏地を縫い付け、さらに、もう1枚裏地を重ねることでポケットも作ります。バッグのもう一方の面にもポケットを作りますが、こちらは半分サイズの2つのポケットとなります。
細長く切ったデニム生地を用意して取っ手も作ります。表側同士を合わせて縫い合わせから裏表をひっくり返したら、弧になるようクセを付けておきます。クセがついたらバッグの表地に縫い付けます。
表地の上部と内部構造のパーツ上部を縫い付けたら、今度はバッグのサイドと底を作ります。これにもやはりデニム生地を用い、所定のサイズにカットしたら芯地をアイロンで接着します。
さらに、開口部の折り返し部分となるデニムと裏地を縫い付けたものを、表地に縫い付けます。加えてバイアス布も縫い付けます。
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ここまでに完成したパーツを裏返した状態で縫い付けたら、バイアス布を折り重ねて縫い付け全体の形を保つ芯とします。最後にひっくり返したらトートバッグが出現。開口部にスナップボタンを縫い付けて完成です!
ウエストバンドがアクセントになったトートバッグは、キュートでカッコいいだけでなく作りもしっかりしています。まるで、お店で売られている商品のようですね。
高いクオリティーに、「美しい……すばらしい作品」「とてもスタイリッシュで美しいバッグ」「独創的で美しい」「すばらしい職人技ですね!」「完璧を超えた作品」「デザインセンスがすばらしい」という称賛の声が多数寄せられました。
donさんはこの他にも、デニムやさまざまなハギレ布を再利用するDIY動画を同チャンネルで公開しています。
画像引用:YouTubeチャンネル「don Kim」より
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