＜15回戦・バンテリンドームナゴヤ＞
東海ラジオの制作でニッポン放送ショウアップナイターでも放送された30日の中日−巨人で解説を務めた福留孝介氏が、中日が6回に失点した場面について言及した。
5回まで巨人打線を無失点に抑えていた柳は0−0の6回一死走者なしから佐々木俊輔に四球、泉口友汰にセンター前に運ばれ一、二塁のピンチを招く。キャベッジを外角の高めのスライダーで見逃し三振に仕留め、2アウトとする。
しかし、続く岸田行倫の初球をショート・村松開人のグラブを弾く適時打で先制点を許す。福留氏は「僕は初球は気をつけなきゃいけないですよと言おうと思ったところだったんですけど、今のピンチの場面で一死からキャベッジ選手を（抑えて）ホッとしたところの初球、3巡目になってきているので、ある程度バッターも狙い球を絞っているはずなんですね。今日の柳投手からすれば変化球が多いなというところであれば、変化球が狙ってくる打者もいますし」と解説した。
1失点で踏ん張りたい柳だったが、続く増田陸も初球のチェンジアップをレフト前に適時打で失点した。福留氏は「変化球なんですよ。この変化球に対しては高いボールですけど、狙っていますからね」と話していた。
柳は6回・102球を投げ、6被安打、5奪三振、2与四球、2失点だった。
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ホッとしたのはそうなのだろうけど、佐々木への四球がもったいなかった。中日キラーの岸田に、ランナーを貯めて回してしまったのが痛かった。
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