今季初本塁打を放ったレッドソックス・吉田正尚(写真=GettyImages)● ツインズ 1−13 レッドソックス ○
<現地時間7月30日 ターゲット・フィールド>
ボストン・レッドソックスが中地区3位ツインズとの敵地3連戦を勝ち越し。吉田正尚外野手(31)は「7番・指名打者」でフル出場し、今季初本塁打を放った。
レッドソックスは2回表、トレバー・ストーリーの17号ソロで1点を先制。その直後、一死一塁で第1打席を迎えた吉田は先発左腕マシューズに対して右飛で凡退。4回表、二死二塁の好機だった第2打席では三球三振を喫したが、ワンバウンドとなった最終球を捕手ジェファーズが見失う間に振り逃げで出塁した。
ジャレン・デュランの2点適時打で2点を追加した5回表、吉田はなおも二死満塁という場面で第3打席に立つと、2番手右腕トパのスイーパーを捉え、一二塁間を破る2点適時打。今季初戦だった現地9日のレイズ戦以来となる打点を記録した。
第4打席では再び三振に倒れるも、9回表の第5打席で快音を響かせた。野手登板のクレメンスが投じたスローボールを強烈に振り抜き、右翼スタンドへダメ押しの1号ソロ。昨季9月13日のヤンキース戦以来、320日ぶりの一発で大勝を締め括った。
この試合の吉田は5打数2安打、1本塁打、3打点、2三振という内容。ここまで13試合に出場して打率.239、1本塁打、OPS.625を記録している。
なお、レッドソックスは2カード連続の勝ち越しを収め、貯金を今季最多タイの「8」に増加。試合終了時点で地区2位のヤンキースまで0.5ゲーム差に詰め寄っている。