【バレー】石川祐希が敗因分析「大事なところで勝負にいって間違った判断を…」準々決勝敗退

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2025年07月31日 22:53  日刊スポーツ

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得点を喜ぶ石川祐希(C)FIVB                    

<バレーボール・ネーションズリーグ(VNL)男子:日本−ポーランド>◇31日◇ファイナルラウンド(R)準々決勝◇中国・寧波◇観衆6200人



世界ランキング5位の日本がベスト8で姿を消し、3大会連続のメダル獲得を逃した。準々決勝でパリ五輪銀メダルで同1位のポーランドと対戦し、0−3のストレート負け。予選Rでも1−3で敗れていた強豪に今大会2敗目を喫し、11年11月から続く、公式戦での連敗も13となった。


壁は高かった。第1セット(S)、一時は4点のリードを奪ったが、終盤に4連続失点で逆転されてセットカウントを先取された。第2Sも21−20と追い詰めながらも、勝負どころで連続失点。最後は相手のセットポイントでエース石川祐希がブロックで止められ、連取された。「1セット目、2セット目のチャンスで取り切れなかった。セットの終盤は被ブロックが増えてしまったので、そこが敗因だった」と石川。第3Sは勢いを止められず、一方的な展開で力尽きた。


全体で14本のブロックポイントを献上。終盤の大切な場面で増加した原因を、石川は「前半はリバウンドを取って長くプレーできていたが、大事なところで勝負にいって間違った判断をしてしまった」と分析。ポーランドは要所でもレシーブが安定していた一方、冷静さを欠いたプレーが命取りとなった。


23年は銅、24年は銀と結果を残してきたVNLだったが、3大会ぶりに表彰台を逃した。日の丸を背負うキャプテンは「ポーランドに負けたことは課題。成長した姿を見せることが必要。ポーランドもメンバーがもっといい選手が入ってくるので、それに対して勝ち上がる力を残りの期間で付けていく」と受け止めた。


9月中旬にはマニラで世界選手権が開幕する。石川は「VNLでは表彰台に届かなかった。世界選手権でも表彰台を目指す目標は変わらない」と、改めて51年ぶりのメダル獲得を目標に設定。「今日以上に厳しい戦いになるが、そこを勝ちきってこそ意味がある。準々決勝突破を頭に置いて、頑張りたい」と前を見据えていた。

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  • サッカーの様に、マスコミや試合放送媒体が特に期待を煽りすぎてないか?今の日本チームがやれることはジャイキリ。
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