2025年現在は、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングがオペレートしているIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権GTPクラスのBMW Mハイブリッド V8 BMWは、WEC世界耐久選手権への参戦継続に加え、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のGTPカテゴリーへの関与継続を改めて表明。長年のパートナーであるチームRLLとのパートナーシップを解消するものの、「今後数年間」はこの北米シリーズへの参戦を継続すると発表した。
■WECでのパートナーが北米の活動も引き継ぐ?
先日、BMWとレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングは、アメリカン・ル・マン・シリーズにまで遡る17年間のパートナーシップを解消すると発表した。この発表の段階では、BMWは2026年のウェザーテック選手権GTPクラスへの参戦を正式に表明していなかった。
しかし、BMWは7月31日に発表した声明で、ダラーラ製シャーシを持つLMDhマシン『BMW MハイブリッドV8』によるプログラムに、「長期的にコミットする」ことを明らかにした。
BMWは「今後数年間」欧米の両選手権への参戦を継続すると発表した以外、詳細は明らかにしていない。すなわち、2026年のウェザーテック選手権プログラムの具体的な範囲については言及されていない。
さらにBMWは、ウェザーテック選手権でMハイブリッド V8をオペレートするチームについては「後日発表する」と述べている。
現在WECでBMWのファクトリー・ハイパーカー・チームを運営しているチームWRTが、米国プログラムの運営を引き継ぐとの見方がある。
BMW Mモータースポーツの責任者であるアンドレアス・ルースは、「FIA WECとIMSAの両シリーズで、成功を収めているハイパーカー・プログラムを長期的に継続できることを大変嬉しく思う」と述べている。
「過去数年間、BMW Mハイブリッド V8について多くのことを学び、大きな進歩を遂げ、両選手権で上位陣の地位を我々は確立した」
「そのため、私は大きな期待と楽観を持って未来を見据えている。特に、ホモロゲーション期間の延長により、将来の計画ついては高いレベルの安全性が得られるからだ。将来計画の一環として、我々はセットアップを見直し、目標達成に向けて前進することを決定した」
「IMSAシリーズにおけるレース運営に関しては、BMW MチームRLLとの契約は延長しない」
「ボビー・レイホールと彼のチームには、17年間の素晴らしいキャリアについて感謝したい。長年にわたり、我々のブランドに尽力してくれたことは、本当に素晴らしいことだ」
「2009年以来、このチームは数々の世代のレースカーでタイトルと勝利を獲得し、北米におけるBMW Mモータースポーツの強力なファンベース構築に重要な役割を果たしてきた」
「2023年シーズンに向けて、我々はともにGTレースからGTPクラスへの大胆な転向を果たし、そこで数々の成功を収めた」
「IMSAでの共同レースプログラムは終了するが、北米の他の地域において、BMW MチームRLLを強力なパートナーとして引き続き頼りにしたいと考えている」
「この点については協議が継続中だ。新しいIMSAレースチームについても同様に協議しており、追って発表するつもりだ」
[オートスポーツweb 2025年08月04日]