電動ボードに走行禁止エリア=車データ活用、事故リスク低減へ―あいおいニッセイ

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2025年08月22日 08:02  時事通信社

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時事通信社

BRJ(東京)が提供するサービス「TOCKLE(トックル)」の電動キックボード(同社提供)
 あいおいニッセイ同和損害保険(東京)が、車の運転データを活用して電動キックボードの走行禁止エリアを設定する取り組みを9月から始めることが21日、分かった。キックボードのシェアリングサービスを提供するBRJ(同)と協業し、安全性の向上につなげたい考えだ。

 あいおいニッセイが持つ急ブレーキの発生頻度などのデータに基づき、交通事故リスクの高いエリアを設定。そのエリアに入ると、位置情報に基づき、キックボードのアクセルが自動的に効かなくなる仕組み。

 BRJはこれまでも自前で走行禁止エリアを設けていたが、あいおいニッセイのデータを活用することでより効果的な事故防止を図る。

 BRJがシェアリングサービス「TOCKLE(トックル)」を展開する千葉県流山市で9月から導入。2028年までに、佐賀市や高知県室戸市など全国172地域で実施する方針だ。

 電動キックボードを巡っては、23年7月に改正道路交通法が施行され、一定の基準を満たす機種は16歳以上であれば運転免許なしで利用できるようになった。手軽で便利な移動手段として普及が期待される一方、利用者による交通違反や事故の増加が課題となっている。 

このニュースに関するつぶやき

  • だいたいこうなるのが誰でも解ってたのに業者と組んで許可するからいけない。乗ってる奴はルール守らないの多いから即刻禁止!
    • イイネ!21
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