【長岡S】母は名牝スイープトウショウ スイープアワーズがオープン昇級なるか

　超良血のスイープアワーズ(牡5、栗東・友道康夫厩舎)が、日曜新潟9Rの長岡ステークス(3歳上・3勝クラス・芝1600m)でオープン入りを狙う。

　スイープアワーズは父ディープインパクト、母スイープトウショウ、母の父エンドスウィープの血統。日本生まれに限ると父のラストクロップ。また、04年の秋華賞、05年の宝塚記念とエリザベス女王杯を制した母の最後の仔でもある。全兄のスイーズドリームス、半姉のスイープセレリタスはオープン馬。21年のセレクトセール1歳では最後に上場され、第一声で2億円(税抜)のビットが入ると、そのまま競り上がることなく落札された。

　ここまで16戦3勝。4走前に2勝クラスを卒業。3勝クラスでは3着、14着、10着と安定感に欠けるが、嵌まった時の破壊力は一級品。このメンバーでも決してノーチャンスではない。

　ここで4勝目を挙げて、きょうだいでは3頭目のオープン入りとなるか。初コンビとなる菅原明良騎手の手綱にも要注目したい。