首都圏で働く一人暮らしの就職氷河期世代、平均貯金額は…?

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2025年08月22日 17:40  まいどなニュース

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独身40〜50代の貯金平均金額は? ※画像はイメージです(mapo/stock.adobe.com)

株式会社FJネクストホールディングス(東京都新宿区)は、このほど「ひとり暮らしの40代・50代の生活事情」に関する調査結果を発表しました。それによると、貯金をしている人の平均金額は「759万9248円」となり、20〜30代と比べて着実に貯金を積み重ねていることがわかりました。その一方で、「貯金はしていない」という人も約3人に1人おり、格差が垣間見られました。

【グラフ】首都圏で働くひとり暮らしの就職氷河期世代の「現在の貯金額」を見る

調査は、首都圏(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県) 在住の40代〜50代の独身・ひとり暮らしの働く男女400人を対象として、2025年6月にインターネットで実施されました。

はじめに、「自宅で夕食をとる頻度」について聞いたところ、全体では「毎日」(58.5%)が最も多く、次いで「5日」(11.3%)、「6日」(9.3%)が続き、“週5日以上”は79.1%と約8割を占めました。一方、「自宅では食べない」は僅か6.5%でした。

20〜30代を対象とした2017年の調査では、「毎日」は31.0%で、40〜50代の58.5%と大きな差がみられ、年代が高くなるにつれて、質・量共に自分でコントロールできる“おうちごはん”志向が高くなる傾向にあるようです。

また、「自宅で食べる」と回答した374人のうち、に聞いたところ、60.4%が「自炊」派で「調理済みのものを買う(デリバリー含む)」派の39.6%を大きく上回りました。男女別では、女性は「自炊」派が67.0%と高く、男性も53.6%と過半数となりました。

続けて、「病気・ケガの備えとして、自宅で常備しているもの」を尋ねたところ、「マスク」(74.3%)、「体温計」(69.5%)、「絆創膏」(69.0%)、「薬」(66.0%)といった回答が上位とに並びました。

さらに、「健康維持のために日頃実践していること」としては、「手洗い・うがい」(66.3%)や「十分な睡眠を取る」(50.8%)、「栄養のある食事」(39.8%)が上位にランクインする一方、「特に対策はしていない」は14.8%と少数派でした。

次に、公共料金、家賃など必要経費を除いた、「ひと月のお小遣い(自由に使えるお金)の金額」を教えてもらったところ、「3万円」(30.3%)や「5万円」(20.5%)に回答が集まりました。男女別では、「3万円以下」は男性の55.0%に対して女性68.5%と差がみられ、女性の方が“倹約派”であると言えそうです。

なお、全体の平均金額は「4万3003円」で、2024年に20〜30代を対象に実施した調査の平均金額「4万9987円」に比べて僅かな差が見られました。

また「現在の貯金額」については、「2000万円以上」(14.5%)でトップに。次いで「1000万円」(7.5%)、「500万円」(7.0%)と続き、「1000万円以上」の割合は25.3%と、2024年に20代・30代を対象に実施した調査結果(12.5%)の2倍以上に達しました。

なお、貯金をしている266人の平均金額は「759万9248円」で、前出の2024年調査結果での平均金額「411万9322円」と比べて大きな差が見られたことから、40〜50代は年齢と共に着実に貯金を積み重ねていることがうかがえた一方、「貯金はしていない」という33.5%おり、格差が垣間見られます。

さらに、「投資」について聞いたところ、全体の60.8%が「投資をしていない」と回答。「投資をしている」(39.2%)と答えた157人にその種類を聞いたところ、「投資信託」(66.2%)、「株式」(57.3%)が上位を占めました。

男女別では、「投資信託」は女性(72.9%)のほうが男性(60.9%)よりも多く、「株式」は男性(64.4%)のほうが女性(48.6%)よりも人気が高いという逆転現象が見られました。

「投資する理由」としては、「老後の備えを確保したいから」(61.8%)、「いざという時に備えたいから」(43.9%)、「単純に資産を増やしたいから」(42.7%)と上位3項目に回答が集中しました。

男女別では、女性は「老後の備えを確保したいから」が72.9%、「いざという時に備えたいから」が52.9%で、女性のほうが将来への備えを切実に考えていることがうかがえます。

最後に、賃貸物件に住む229人に「部屋仕様や立地条件が同等の場合、セキュリティと家賃のどちらを重視しますか」と尋ねたところ、約7割が「家賃重視派(どちらかと言えば家賃重視38.8%、家賃重視30.1%)」となり、「セキュリティ重視派(計31.1%)」を大きく上回りました。

また、部屋のセキュリティ設備で、「これだけは欠かせない」と考えるものについては、「モニター付インターフォン」(47.0%)、「ドアチェーン」(43.8%)、「オートロック」(35.8%)、「ドアスコープ」(25.3%)など、“訪問者の顔”を確認できる設備が上位にランクインする結果となりました。

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  • こういうのを見るたびに思いますが、その程度のサンプル数で何かを語れると本気で思っているのでしょうか。不思議。
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