【フィギュア】島田麻央、合計215・59点で優勝 ジュニアGPへ「2戦ともいい演技をして」

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2025年08月24日 18:27  日刊スポーツ

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ジュニア女子フリー 演技する島田(撮影・小島史椰)

<フィギュアスケート:東京夏季競技大会>◇第2日◇24日◇東京・ダイドードリンコアイスアリーナ◇ジュニア女子フリー



世界ジュニア選手権3連覇の島田麻央(16=木下グループ)が、合計215・59点で優勝した。ショートプログラム(SP)に続き、フリーもトップの145・15点をマーク。ジュニア・グランプリ(GP)シリーズ初戦となる第4戦タイ大会(9月9〜13日・バンコク)へ向け、収穫と課題を得た。


冒頭の大技4回転トーループは着氷がやや乱れたが、「次が最初のジャンプだと思って入った」と気持ちを切り替えた。続くトリプルアクセル(3回転半)を成功させると、その後は全てのジャンプを危なげなく決めきった。「ミスを4回転だけに抑えられたのは良かった」。演技後は、安堵(あんど)の表情を浮かべた。


今月上旬のサマーカップに続き、国内2戦での調整を終え、いよいよ9月からは国際大会に臨む。今大会ではSPでもスピンとステップシークエンスでレベル3(最大4)となるなど、修正点も見つかった。「SPの取りこぼしや、4回転とトリプルアクセルの精度を上げてタイではもっと良い演技ができるようにしたい」と引き締めた。


既にジュニアGPはラトビアでの第1戦が終了。女子は岡田芽依(名東FSC)が優勝を果たした。「1戦目はもう始まっていた、すごく皆さんに刺激をもらえている」と、自身の出番を心待ちにしている。シリーズ上位6人が出場するファイナルは3連覇中で、ジュニア最後と位置付ける今季の大一番は、名古屋で行われる。自国での偉業達成へ「今季の2戦ともいい演技をして、日本開催のファイナルに出場できるように頑張りたい」と意気込んでいた。

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  • 例え身体能力があったとしても国際大会レベルともなると現役通算で医学部6年間分の学費よりもはるかに費用がかかる競技。その中にあって一流になり得るなんて素晴らしい事です。
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